コメントおへんじ座談会~第二回・後編~

文字数 1,297文字

ヴェルナーさぁぁぁん! 帰って来て作者に負けたらアカーン!!
別にその男いらないし、そのまま放置しておけば?
なんてこと言うんですかリリさん! それでも仲間――
ブスッ
フキヤッ
ほう、新武器か?
マヒダケを粉末状にしたのをちょっとね。でも実戦には使えなそう、スキルの方がラクだし早いわ
バッ
リリと
ババッ
ポティマスのぉ~
世界まるみえコーナー
リリちゃんの正体?が公開された記念に、この世界の種族に関しての解説をこちらでもやっていただけないでしょうか^^
と、このような質問が寄せられています先生
いちいさんありがとう。いい機会なので解説致しましょう

この世界において、知性ある種族は大まかに

【ヒト(ヒューマン)】

【亜人(ハーゼ)】

【魔人(デモン)】

の、三種に分類されます

★ヒト(ヒューマン)族
ヒューマンは普通に人間のことですよね?
ええ、この世界の大多数を占める種族ですね。力は弱いものの団結力・繁殖力が非常に強く、また武器や防具を生み出すことを得意としています。この『知性ある種族定義』を決めたのもヒト族ですが、他の2種族の同意は得られていないので人間側の呼び方という事になりますね
なんでもかんでも枠組みに嵌めたがる人類の特徴とも言えますね
★亜人(ハーゼ)族
次に亜人(ハーゼ) これは『人ならざる者』とも呼ばれ、身体的に獣の特徴を残した者のことを指します
少しでも人外の血が入ればここに含まれると?
その通り。ハーピーやミノタウロス、ユニコーン、エルフなども便宜上はここに含まれます
ではハーフエルフである先生も?
片足突っ込んでる感じ
なるほど
身体能力はズバ抜けて高く、タフな者が多いのですが個体数が少なくあまり人里では見かけません。噂ではどこかに彼らが寄り添う集落があるとか……
一昔前は差別の対象だったとか?

悲しいことに彼らを見世物にするため捕らえるヒト族が居たそうです。

ですがみなさんもご存じの通り先代勇者が彼らの保護に乗り出し、尊厳を貶めてはならないと規律が定められました。そして今でも春待ち月の第3赤曜日には『解放祭』としてヒト亜人問わずお祭りがおこなわれているのです

★魔人(デモン)族
最後にデモン族ですが、この種族に関してはほとんど謎に包まれています。見た目はヒト族に酷似していますが、恐ろしいほどの魔力を持ち性格は残忍で狡猾な個体が多いそうです。また、魔物を従えることができるそうです
魔界から次元の裂け目を通ってこちらの世界に来るんですよね?(※2章参照)
えぇ、彼らが徒党を組んで攻めてきたのならこの世界などあっという間に制圧されてしまうでしょう。ですが幸いにして彼らは我が強く、ほとんどの場合は単騎で戦う事を好むので何とか世界の均衡が取れています。例外があるとすれば、頂点の魔王が統率を取った15年前の『人魔大戦』でしょうか
先代魔王はどうして急に人間界への侵攻をやめたんでしょう?
世界中が注目したことですが、結局先代勇者は口を噤んだまま亡くなりましたね。まぁそのせいで私は聖少女の役目を降ろされる事になったわけだけど
平和が一番よね(ずずっ)
であるな(ずずっ)
……? えっ、今回もう終わり!? 質問コーナーは!?
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