文字数 375文字



嬉しいとき人は嬉しさを隠せずに
如何にもこうにも滲み出てきて
どんなにも堪えて芝居をして
悲しみを演じなければならないとしても
体の一部では何かしら表してしまう
でも不思議なことに地獄の底を見た後でも
人は幸せいっぱいに笑えるんだよ
心の中でどんなに喚き騒ぎ散らしても
瞳の奥に憎しみをたぎらせて
世界中の嬉しみがここにあるような
笑顔で君を抱きしめられるんだ
後少しで壊れそうなボロボロの入れ物は
それでも手を伸ばして繋ぎ止めようとしてる
こんな時はね痛みとか辛さとか
全部感じられない永遠の迷路
信じられるのもは自分の手のひらの中だけ
君には同じものをてにいれられないよ
こんなものから逃れられないのは
僕だけでいいんだそれでいいんだ
君はどうか幸せな季節だけを
その背に感じながら生きてほしい
誰かと僕が愛した証を
君のその肩に委ねるためなら
僕は偽りの仮面をつけて
君の前では永遠に微笑むよ
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