イェーガーさんちとアッカーマン(分家)さんち

文字数 854文字

ミカサがエレンの家族になる前に、さりげなく(?)アッカーマンの血が発現するシーンが描かれる訳だけど、色々悲し過ぎる。
壁の中で迫害されてきたアッカーマン一族の末裔と、ヒィズルの血脈とで結婚。
慎ましく暮らしてきて、二人目が生まれるかも知れ無くて、だから医者のイェーガー先生を待っていて、それで疑いなくあんな奴らを……
多勢に無勢。
ミカサだけは何とか生き残ったけど、年端もいかない子が一人で生き残ったとして絶望しかない。
そこに現れた主人公エレン。
そして、なんとか助けに入るも相手は大人。
そこで発破をかけるエレン。
そうして発動するアッカーマンの血。
 
マフラーも加わってエレンに懐くミカサ。
エレンはミカサの家族です。
ミカサが加わって家族が増えたと思いきや、やってきたのが超大型巨人と鎧。
そして、前妻巨人がイェーガーの家にやってくる。
シリアスシーンに対してコニーみたいなボケを……
この前妻巨人、討伐されないから後々出て来るし、一旦この巨人から逃げたハンネスさんが戦いを挑んで食われるしと、恨まれる系巨人。
恨まれている巨人の方が、謎が解かれるまでは多かっただろうに。
自暴自棄になったエレンに「マフラーを巻いてくれてありがとう」と言うミカサ。
生きる理由を貰ったからって、可愛すぎるだろ。
 
そして、何かが吹っ切れた(?)エレンが前妻巨人にペチン。
変わる戦況。
 
そして、ゴエンア。
ユミクリ尊い。
その後も、ミカサのエレン愛が時に暴走しつつマフラーを外すに至る訳ですが、マフラーのお礼に対して「何度でも巻いてやる」のシーンは良き……良き。
エレン、何だかんだ愛されているんだよにゃ。
幼な過ぎて覚えていないだろうけど、カルラに惚れていたハゲが煽ってきたシーンなんて
 
 だからこの子はもう偉いんです
 この世界に生まれて来てくれたんだから

 
って無償の愛を受けている訳で。
そうやって愛されてきたからこそ、救えなかったふがいなさと巨人への憎悪が凄い。
知らない人が食われるより、愛してくれた人が食われる方が辛い。
そして、「一匹残らず駆逐」発言へ……
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登場人物紹介

作者代理
気付いたら話は脱線していくが気にしない。

話し相手

ツッコミやら解説やらやる。

便利なモブ

黒タイツでは多分ない

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