社会の恩恵

文字数 213文字

　ただ　毎日学校へ行き　友だちと遊んでいた
　
　なのに　おいしい食事と暖かい寝床を与えられた
　

　
　直接　人のためになる仕事をしたわけではなかった
　
　なのに　いざという時は　警察や救急、消防が駆けつけてくれる
　
　

　たまたま　日本という国に生まれただけ
　
　なのに　文化的な暮らしと　手厚い福祉に保護されている
　

　
　幼い頃からずっと　社会の恩恵を受け続けている
　
　せめて　迷惑をかけないように
　
　決して　感謝の気持ちを忘れないように
　

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