8 存在と幻
文字数 504文字
何故だか?私は時々彼に触れたくなる。『抱かれたい』とは違う。『触れたい』なのだ。
彼が崩壊した日のカラオケの時に、その衝突に駆られた。この人に触れたい。
まだ、ほとんど話したこともない何一つ知らない彼に私はいきなりハグをした。彼は酔っていたので覚えていないようだった。
私は生まれ育って生活してきた環境のせいか、あまり『女っぽく』ない。
実家は自営業だった。父親は男兄弟と共に3人で仕事をしていた。
私も男兄弟が2人いる。私が生きてきた環境で女性は母親と祖母のみだ。(むしろ男だらけだ)
私は親しくなると『男前』だと言われることがある。身長が低く細めなので女性的な第一印象があるようだが中身は全く女性的ではない。同性でも異性でも同じような接し方をしてしまう。
なのでハグすることは女性にも仲良くなった男性にも抵抗は少ない。
グループで彼と会い、2人きりで彼と会い、彼とLINEのやり取りをし、時々崩壊する彼からの電話で話し。だから、確実に彼は存在しているのだけれど。
彼の小説を読み、彼のボイスメモのDJを聴くと、何故なのか?不思議な感覚になる。
彼は幻?と。だから存在を確かめるかのように私は彼に触れたくなってしまうのだろう。
彼が崩壊した日のカラオケの時に、その衝突に駆られた。この人に触れたい。
まだ、ほとんど話したこともない何一つ知らない彼に私はいきなりハグをした。彼は酔っていたので覚えていないようだった。
私は生まれ育って生活してきた環境のせいか、あまり『女っぽく』ない。
実家は自営業だった。父親は男兄弟と共に3人で仕事をしていた。
私も男兄弟が2人いる。私が生きてきた環境で女性は母親と祖母のみだ。(むしろ男だらけだ)
私は親しくなると『男前』だと言われることがある。身長が低く細めなので女性的な第一印象があるようだが中身は全く女性的ではない。同性でも異性でも同じような接し方をしてしまう。
なのでハグすることは女性にも仲良くなった男性にも抵抗は少ない。
グループで彼と会い、2人きりで彼と会い、彼とLINEのやり取りをし、時々崩壊する彼からの電話で話し。だから、確実に彼は存在しているのだけれど。
彼の小説を読み、彼のボイスメモのDJを聴くと、何故なのか?不思議な感覚になる。
彼は幻?と。だから存在を確かめるかのように私は彼に触れたくなってしまうのだろう。
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