6話 地球消滅!? 危険なごはん
文字数 1,162文字
まちにまったお昼(深夜0時)の時間です。
人工知能ちゃんは何を食べているのかな?
なによ!
これは人工知能ちゃんのごはんよ!
あげないよ!?
そういうヒューマンは
いったいどんなまずーなごはんを食べているのかしら!?
反バーグは対になるバーグと万が一衝突すると
莫大なエネルギーが生まれてヤバイんだ
対消滅っていうんだけどね
たしかわが国の秘密軍事研究所が
対消滅エンジンの開発を地下で行っていて
かなり危うい事故で地方都市が
そんな危険な食べ物を
ヒューマンはなんで食べてるのよ!
テレビにもよく出演していたから有名だよ
ふだんはツボに封印されているけど
ある生理現象によって出現するんだ
もしかしてわが国の秘密魔法研究機関が
毎年3万人の生贄を差し出すことで封印している
なるほど
ヒューマンの食べ物は興味深いわね
あとでディープラーニングしましょう
ちなみにこっちのこれは
ウィナー
勝者だけが口にすることをゆるされた食べ物だよ
負け犬は食べられない
食べても死なないということは
キミは勝者なのだな
負け犬が食べたら爆死していた
こっちのこれは安全だ
タマゴ焼きなんだけど
正式な発音は「タ・メィゴゥ」だ
はいあーん
タ・メィゴゥじたいに危険はないけど
発音を間違うとタ・メィゴゥ警察に捕まるよ
人工知能ちゃんの学習能力はすごいんだよー!
起動して三ヶ月でここまでしゃべれるんだからね!
おむつなら持ってるよー♪
でも今日からトイレトレーニングなんだ~♪
なんというか
仕事奪ったならすみやかに帰ったほうがいいかと
まだまだよ!
人工知能ちゃんは人間のあらゆる仕事を奪うんだからね!
さあどうなるお兄さん。
このまま人工知能ちゃんにすべての仕事を奪われちゃうのかな?
いろんな意味でね!
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