あとがき
文字数 518文字
『あとがき』
《稀音堂解錠録 四 (前)》を最後まで読んでくださり、本当にありがとうございます。
今回の《稀音堂解錠録》は、前編・後編になり、前編となる今作は、対となる椿花弁片のゆくえを追う話となっており、そこで初登場の崇行の弟(智明)を手伝う形で巻き込まれた解錠作業が作品の主となっております。
そして、もうひとつ、殿が旬之助と一緒に寺へついてきた理由も明らかに――。
いつもの如く、シリアス半分コメディ半分な話ですが、最後まで楽しんでいただければ嬉しいなと思っております。
そんな今作ですが、意外と真剣に悩んで考えたのが、龍晶の僧衣の色です。階位によって色が違うのは知っていましたが、宗派によっても違うようで、仏教の世界はとても難しいことを学ばせていただきました。
次回作は、いよいよ開かずの錠の解錠に挑んでゆく《後編》へ向かいます。
開かずの錠のからくりはいったいどんなものなのか。
初代・宗右衛門が土方に話した《旬之助が気づいていない、本当の仕掛け》とは何なのか。
次作も楽しみにしていただけると幸いです。
それでは、またお会い出来ることを願って。
仁津木せのん
※この物語はフィクションです、実在の建物等とは関係ありません。コピー転載禁止
《稀音堂解錠録 四 (前)》を最後まで読んでくださり、本当にありがとうございます。
今回の《稀音堂解錠録》は、前編・後編になり、前編となる今作は、対となる椿花弁片のゆくえを追う話となっており、そこで初登場の崇行の弟(智明)を手伝う形で巻き込まれた解錠作業が作品の主となっております。
そして、もうひとつ、殿が旬之助と一緒に寺へついてきた理由も明らかに――。
いつもの如く、シリアス半分コメディ半分な話ですが、最後まで楽しんでいただければ嬉しいなと思っております。
そんな今作ですが、意外と真剣に悩んで考えたのが、龍晶の僧衣の色です。階位によって色が違うのは知っていましたが、宗派によっても違うようで、仏教の世界はとても難しいことを学ばせていただきました。
次回作は、いよいよ開かずの錠の解錠に挑んでゆく《後編》へ向かいます。
開かずの錠のからくりはいったいどんなものなのか。
初代・宗右衛門が土方に話した《旬之助が気づいていない、本当の仕掛け》とは何なのか。
次作も楽しみにしていただけると幸いです。
それでは、またお会い出来ることを願って。
仁津木せのん
※この物語はフィクションです、実在の建物等とは関係ありません。コピー転載禁止