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白い封筒
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第2話 歯磨き
文字数 177文字
すうっと息を吸い込むと、
澄ましたミントの香り。
そのまま口に押し込んで、
しゃこ、しゃこ、しゃこ
しゃこ、しゃこ、しゃこ
あの資料、やっぱり手伝って貰えばよかったな。
アミからのLINE、返信遅くなっちゃった。
駅で迷っていたおばあさん、声をかけるべきだった。
しゃこ、しゃこ、しゃこ
磨きすぎて、削れてしまいそう。
このまま消えてしまえばいいのに。
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第1話 電話
第2話 歯磨き
第3話 ボールペン
第4話 飴玉
第5話 絵の具
第6話 鏡
第7話 風呂
第8話 窓
第9話 ペットボトル
第10話 ぬいぐるみ
第11話 洗濯物
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