第57話 仲良し女性トリオこと、横一列に歩く女性トリオ
文字数 1,912文字
今日の事新宿の街を歩いていると、一時間程の間に3回くらい前を行く女性の3人組に道を塞がれた。
しかもどのトリオも20代〜30代の女性なのである。
会社帰りか或いは学校帰りなのか。
恐らく皆独身女性のような気がする。
もし既婚者ならちびっ子を持つママささんだろうし、新宿を横一列に3人では歩かない筈。
公園に行けば会えるのかも知れないが、今は既婚のトリオ女性に会いたいと言う話をしている訳ではないので、その話はまた別の機会に。
と、言う事で、前々から不思議に思ってはいたのだが街には女性の3人組が多い。
男性の場合は2人もしくは4人以上の大人数が殆どで、トリオは余り見掛けない。
決まって女性なのである。
これは持論なのだが男がトリオ関係を構築する場合、パワーバランスを保つ為にどうしてもリーダーが必要になり、仕事では上手く行ってもプライベートとなると、3人組で横並びの友人関係は成り立たないように思うのだ。
例えば芸能人で言うと「安田大サーカス」は団長がリーダーだし、「ダチョウ倶楽部」には肥後リーダーが居る。
しかしプライベートは結構バラバラだし、横並びのトリオは一組も居ないような気がする。
それが女性の3人組の場合、リーダー不在であっても横並びの友人関係が可能になるのだ。
例えば女性芸能人で言うとパフューム。
一見あーちゃんがリーダーのように見えるのだが、実は目配りの出来る調整役に過ぎず、パフュームは完全に横並びの友人関係である。
まただからこそ長期に亘って関係を保てたように思う。
実はググって見て分かったのだが3人組の友人と言うのは、関係維持を続けるのが凄く難しいのだそうだ。
何れかの2人が仲良くなり過ぎると、1人が除け者にされたように思うから、と、言うのが最大の要因らしい。
但し目配りの出来る調整役が1人居ると、関係維持はスムーズに行くらしいのだ。
つまり3人が其々と親密に仲が良いと言うのではなく、1人が他の2人の間に立ち調整役に徹する事で、関係に偏りが無くなり3人のバランスが取れるのである。
してみると調整役の存在する女性3人組は、2人組よりも関係が保ち易いと言う事になる。
前々から思っていたのだがそうした女性トリオが街を歩いていた場合、真ん中を歩く女性が必ずと言って良い程ロングスカートかパンツなのである。
ショートパンツやミニスカート等の主張の強そうな女性は、右か左かは別にして必ず端っこを歩いているのだ。
思うに真ん中の女性が目配りの出来る調整役で、歩きながらも謂わば司会進行役を務めているのではないだろうか。
畢竟そうした関係が上手く行っているトリオ程、ゆっくりと横に拡がって歩くのでは。
うーん。
仲良く歩くのは大変結構な事だと思う。
しかし3人で横に拡がって歩く事が通行妨害になっている、と、言う事に、彼女達は気付いているのだろうか。
恐らく気付いていない筈。
否、気付かないくらい上手く行っているからこそ、3人で居れるのでは。
今日は或る事が有ってその事を強く感じた。
私の前を歩いていた女性のトリオが居て、何故かミニスカートの女性が真ん中を歩いていたのだが、それでなくても後ろの私は迷惑していると言うのに、更にスピードが落ちたのだ。
そうなのである。
ポジションチェンジだ。
パンツを履いた女性が右端を歩いており、真ん中にミニスカートの女性、左がショートパンツの女性だったので、私もイレギュラーな3人だと思っていたのである。
3人で歩きながら1人のスマホを見ていたので、何かの拍子に真ん中と右の女性のポジションが入れ替わったのだろう。
やがて歩調を緩めミニスカートの女性が真ん中から右端のポジションに、パンツの女性が右端から真ん中のポジションへと入れ替わった。
本来の居心地の良いポジションに戻りたかったのだろう。
しかし後ろを歩く者の身にもなって欲しい。
真ん中の定位置にパンツの女性が戻る為に、後ろの私がどれ程歩調を緩めた事か。
確かに真ん中を歩く調整役の女性は、他の2人の女性に対して凄く気を配っていると思う。
しかし今後調整役の女性には3人で歩く場合、友人の2人にだけではなく後ろの歩行者にも是非気を配って戴きたい。
調整役の貴女ならきっと出来る筈。
それと両端を歩く2人には調整役を買ってくれている真ん中を歩く女性にも、是非気を配って上げて戴きたい。
真ん中を歩く調整役の女性は余り我を張らない分、ストレスも溜り易い筈だ。
たまには調整役の女性の主張にも、他の2人は耳を傾けるべきだろう。
また後ろを歩く歩行者に対しても気を配って戴けると、更に幸いである。
かしこ。
しかもどのトリオも20代〜30代の女性なのである。
会社帰りか或いは学校帰りなのか。
恐らく皆独身女性のような気がする。
もし既婚者ならちびっ子を持つママささんだろうし、新宿を横一列に3人では歩かない筈。
公園に行けば会えるのかも知れないが、今は既婚のトリオ女性に会いたいと言う話をしている訳ではないので、その話はまた別の機会に。
と、言う事で、前々から不思議に思ってはいたのだが街には女性の3人組が多い。
男性の場合は2人もしくは4人以上の大人数が殆どで、トリオは余り見掛けない。
決まって女性なのである。
これは持論なのだが男がトリオ関係を構築する場合、パワーバランスを保つ為にどうしてもリーダーが必要になり、仕事では上手く行ってもプライベートとなると、3人組で横並びの友人関係は成り立たないように思うのだ。
例えば芸能人で言うと「安田大サーカス」は団長がリーダーだし、「ダチョウ倶楽部」には肥後リーダーが居る。
しかしプライベートは結構バラバラだし、横並びのトリオは一組も居ないような気がする。
それが女性の3人組の場合、リーダー不在であっても横並びの友人関係が可能になるのだ。
例えば女性芸能人で言うとパフューム。
一見あーちゃんがリーダーのように見えるのだが、実は目配りの出来る調整役に過ぎず、パフュームは完全に横並びの友人関係である。
まただからこそ長期に亘って関係を保てたように思う。
実はググって見て分かったのだが3人組の友人と言うのは、関係維持を続けるのが凄く難しいのだそうだ。
何れかの2人が仲良くなり過ぎると、1人が除け者にされたように思うから、と、言うのが最大の要因らしい。
但し目配りの出来る調整役が1人居ると、関係維持はスムーズに行くらしいのだ。
つまり3人が其々と親密に仲が良いと言うのではなく、1人が他の2人の間に立ち調整役に徹する事で、関係に偏りが無くなり3人のバランスが取れるのである。
してみると調整役の存在する女性3人組は、2人組よりも関係が保ち易いと言う事になる。
前々から思っていたのだがそうした女性トリオが街を歩いていた場合、真ん中を歩く女性が必ずと言って良い程ロングスカートかパンツなのである。
ショートパンツやミニスカート等の主張の強そうな女性は、右か左かは別にして必ず端っこを歩いているのだ。
思うに真ん中の女性が目配りの出来る調整役で、歩きながらも謂わば司会進行役を務めているのではないだろうか。
畢竟そうした関係が上手く行っているトリオ程、ゆっくりと横に拡がって歩くのでは。
うーん。
仲良く歩くのは大変結構な事だと思う。
しかし3人で横に拡がって歩く事が通行妨害になっている、と、言う事に、彼女達は気付いているのだろうか。
恐らく気付いていない筈。
否、気付かないくらい上手く行っているからこそ、3人で居れるのでは。
今日は或る事が有ってその事を強く感じた。
私の前を歩いていた女性のトリオが居て、何故かミニスカートの女性が真ん中を歩いていたのだが、それでなくても後ろの私は迷惑していると言うのに、更にスピードが落ちたのだ。
そうなのである。
ポジションチェンジだ。
パンツを履いた女性が右端を歩いており、真ん中にミニスカートの女性、左がショートパンツの女性だったので、私もイレギュラーな3人だと思っていたのである。
3人で歩きながら1人のスマホを見ていたので、何かの拍子に真ん中と右の女性のポジションが入れ替わったのだろう。
やがて歩調を緩めミニスカートの女性が真ん中から右端のポジションに、パンツの女性が右端から真ん中のポジションへと入れ替わった。
本来の居心地の良いポジションに戻りたかったのだろう。
しかし後ろを歩く者の身にもなって欲しい。
真ん中の定位置にパンツの女性が戻る為に、後ろの私がどれ程歩調を緩めた事か。
確かに真ん中を歩く調整役の女性は、他の2人の女性に対して凄く気を配っていると思う。
しかし今後調整役の女性には3人で歩く場合、友人の2人にだけではなく後ろの歩行者にも是非気を配って戴きたい。
調整役の貴女ならきっと出来る筈。
それと両端を歩く2人には調整役を買ってくれている真ん中を歩く女性にも、是非気を配って上げて戴きたい。
真ん中を歩く調整役の女性は余り我を張らない分、ストレスも溜り易い筈だ。
たまには調整役の女性の主張にも、他の2人は耳を傾けるべきだろう。
また後ろを歩く歩行者に対しても気を配って戴けると、更に幸いである。
かしこ。