接肉の水音
文字数 2,083文字
錯覚?
否。
事実、滲み出していた。
溢れたのは密やかな花蜜。
それを押し止めるには最早、彼女の腰の革布は充分な大きさを留めていなかった。太腿の内側を、とろりと伝って淫液が垂れ落ちる。
否。
事実、滲み出していた。
溢れたのは密やかな花蜜。
それを押し止めるには最早、彼女の腰の革布は充分な大きさを留めていなかった。太腿の内側を、とろりと伝って淫液が垂れ落ちる。
寂しい夜に自分で慰めたことはある。
だが、まさか敵地の只中でそうなるとは思いもしなかった。
目の前の牡肉の放つ淫熱と、生臭い性臭のせいだろうか?
だが、まさか敵地の只中でそうなるとは思いもしなかった。
目の前の牡肉の放つ淫熱と、生臭い性臭のせいだろうか?
だとしても、時と場所をわきまえず仲間に欲情するような、そんなふしだらな女だったというのか、自分は。
聖騎士の言った理屈を頭の中で繰り返し、肉欲の疼きから目を逸らす。
股を濡らす淫液に気づかれてはいやしないかという思いも相まり、余裕をなくしていた彼女は、心決まらぬまま承知の返事をつい口にしてしまった。
太く滾った肉幹の先端に、口の中に収められるのを待っているかのようにヒクヒクと震える亀頭。
その鈴口には何か濁った液がすでに滲んでいる。
その鈴口には何か濁った液がすでに滲んでいる。
おずおずと、どうにか舌先を突き出す。
が、それ以上は……。
が、それ以上は……。
太腿に伝う淫汁はいっそう熱を増し、次から次へ止めどなく湧き出るようだ。
観念したティアリスは目を硬く閉じ、赤い舌を聖騎士の肉棒の先に伸ばした。
接肉の水音は考えていたよりも遥かに大きく、そして淫猥だった。
※ ※ ※
迷宮のいずことも知れぬ居室では、遠視の魔法によって一行を監視していたバロクが愉快そうに笑っていた。
懸命に舌を這わせ、言われるがまま竿の裏表をねぶり、手を使って睾丸までいじらされている彼女の「吐精しそうか、それともこれではまだ足りないのか」と、咥えたまま上目づかいで見上げる健気な顔。
恥辱。
それこそが女勇者に捧げる、彼からのおぞましき贈り物。
それこそが女勇者に捧げる、彼からのおぞましき贈り物。
その指先で宙に魔印を描き、バロクは新たなる魔物を召喚した──。
→To be continued!
ビキニ勇者の倒し方(トーク版) はここまでです。
ビキニ勇者の倒し方(トーク版) はここまでです。
★崩壊を始めるパーティ
★新たなる襲撃!
★そして、女勇者は……
ティアリスは仲間たちの前で……!?
全ストーリーは「二次元ドリームマガジンVol.92」に掲載されています(挿絵:ピストンリング西沢先生)
※トーク版ではありません。
全国の書店ならびにキルタイムコミュニケーション様公式電子書籍販売サイト「デジタルブレイク」やアマゾンなど、各オンライン書店でバックナンバーを購入できます。
過激でエッチな内容であるため、直リンクしておりません。
お手数ですが検索してお探しくださいm(_ _)m
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