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文字数 223文字



誰かに答えを
見つけてもらった日は
心が宙を彷徨っていた
見たくない現実と
見えてしまった事実に
僕の居場所から
なにかが消えて無くなった
振り向けば今開けたばかりの
扉もどこかへと
消えてしまったから
戻ることすら出来ない
あるはずだと思っていた
それだけが道標だったのに
いつもの帰り道
曲がるはずの角すら
どこか遠くに見えて
道端に咲く花にさえも
偽りのの優しさ求めていた
僕はどこから来て
どこへ向かうのか
今はまだ見つけられないけど
まだ歩けるから
後もう少しだけ
あの先へ向かおう
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