武士道と武道の違い

文字数 307文字


武士道とは、
「武士たるもの、こうあるべき」
という指標のようなものです。

ただ強いだけでは一人前の武士とは言えず、礼儀正しく、慈悲深く、誠実であり、主君に対して忠義を尽くす、このすべてを兼ね備えることが理想とされていました。

では、武士道から「士」を抜いた武道とは?

端的に言って、武士道と武道に本質的な違いはありません。
上記の条件から「主君に対する忠義」を抜いたものが武道です。
あとは「切腹」や「仇討ち」など、明らかに時代にそぐわない部分が削ぎ落とされたくらいでしょうか。

…そう、武士の世が終わり、武士階級が消滅しても、武士の魂だけは残るはずでした。

しかし、我々が知る現代の武道に、武士の魂は受け継がれているでしょうか?
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