３

いつかこの景色に会ってたなって
知らない街でふと立ち止まる
新しくて懐かしいその色
温かい光に包まれたその場所で
僕はしばらく時間を忘れた
好きな音楽に包まれた時
僕は泣いていた
何もない空のカバンを持って
僕らは旅を続けて
拾い集めたガラクタを入れては捨て
身の丈にあった闘う道具を
作り出していく
それは終わりのない作業だけど
出来上がりを誰も知らない
取説なんてありもしない
正解のわからないもの
それを通して見える景色は
きっと僕と君には違って見える
例え同じ目的地に向かっていても
結果も違うかもしれない
その時にまた知らない場所で
僕は今みたいに振り返る
そしてまた懐かしんで涙する
この景色が明るい空の下であるなら
きっと間違いじゃないことだけは
何となく自信がある
前か後ろかわからないけれど
ひらけてるならまだ行けるから
自分の武器をカスタマイズして
今日もガラクタを拾い集める