新たな出会い求めて。
文字数 985文字
楓はそう言うとスマートフォンの画面を私に見せてきた。
その画面には中高生の間で人気のアプリ、Talkmanのプロフィール画面。
アイコン画像には黒猫の可愛らしいイラストが使われている。
その画面には中高生の間で人気のアプリ、Talkmanのプロフィール画面。
アイコン画像には黒猫の可愛らしいイラストが使われている。
だって、好きな人が出来たら死ぬのが怖くなる。
楓はそう言うと机の上に置いてあった私のスマートフォンを勝手に使って、Talkmanのアプリをダウンロードした。
楓はキラキラとした目をこちらに向けてくる。私は仕方無くTalkmanを起動し、プロフィール登録画面までタッチしていった。
この手のアプリは一応現役女子高生の私には簡単ですぐにプロフィールを作り終えた。アイコン画像は無料で使える画像の中にあった羊のアイコンを使うことにした。
この手のアプリは一応現役女子高生の私には簡単ですぐにプロフィールを作り終えた。アイコン画像は無料で使える画像の中にあった羊のアイコンを使うことにした。
私はそう言って楓にスマートフォンの画面を見せた。
楓は不満そうな顔を私に向ける。
楓はそう言って私に顔を近づけてくる。
私はそう言うと楓のおでこにデコピンをした。
楓はおでこをスリスリと手で擦る。
この日私は久しぶりに笑った。
楽しい時間はすぐに過ぎ去る。良い子はお家に帰りましょう、という市内放送が流れた。気がつけばもう五時半。
楽しい時間はすぐに過ぎ去る。良い子はお家に帰りましょう、という市内放送が流れた。気がつけばもう五時半。
楓はそう言うと慌ただしく病室を出ていった。
また病室に一人になった私はふと思い出したようにスマートフォンを手に取った。
そしてTalkmanを開いた。フォロワー数は0。その時スマートフォンが振動し通知が来た。開くと貴方がフォローされましたという通知。
フォロワーの欄を開くと、楓が追加されていた。
すぐに楓のことをフォロー。すると黒猫のアイコン画像を使っている楓から、二人だけが見れるメッセージが送られてきた。
また病室に一人になった私はふと思い出したようにスマートフォンを手に取った。
そしてTalkmanを開いた。フォロワー数は0。その時スマートフォンが振動し通知が来た。開くと貴方がフォローされましたという通知。
フォロワーの欄を開くと、楓が追加されていた。
すぐに楓のことをフォロー。すると黒猫のアイコン画像を使っている楓から、二人だけが見れるメッセージが送られてきた。