01. 〈ハバクク書〉第一章:
文字数 1,250文字
*ハバククはBC600ごろに生きたユダヤ人。義なる信仰者。”預言者”。
主よ、わたしが呼び叫んでいるのに、
いつまであなたは聞きいれて下さらないのですか?。
わたしはあなたに「暴虐がある」と訴えましたが、
あなたは助けて下さらないですか?。
あなたは何ゆえ、わたしに邪まなるを見せ、
何ゆえ、わたしに災を見せられるのですか?。
略奪と暴虐がわたしの前にあり、また論争があり、闘争も起っている。
それゆえ、律法はゆるみ、公義は行われず、
悪人は義人を囲み、公義は曲げて行われている。
諸国民のうちを望み見て、驚け、そして怪しめ。
わたしはあなたがたの日に一つの事をする。
人がこの事を知らせてきても、あなたがたはとうてい信じはすまい。
見よ、わたしは●●●●びとを興す。
これは武く、気性の激しい国民であって、
地を縦横に行きめぐり、自分たちのものでない他民族の棲家を奪う。
これはきびしく、恐ろしく、その裁きと威厳とは彼ら自身から出る。
その馬はヒョウよりも速く、夜の狼よりも荒い。
その騎兵は威勢よく速やかに進軍する。
すなわち、その騎兵は遠い所からやって来るのだ。
彼らは獲物を喰おうと急ぐワシのように大空を飛ぶ。
彼らはみな暴虐のために来る。
彼らを諸国民が恐れる。恐れが彼らの前を行く。
彼らは捕虜を砂のように搔き集める。
彼らは他国の王たちを侮り、その将軍たちを嘲る。
彼らはすべての城塞をあざ笑い、土を積み上げてこれを奪う。
こうして、彼らは風のようになぎ倒して行き過ぎる。
彼らは罪深い者で、おのれの力を神となす。
わが神、主、わが聖なる方よ。
あなたは永遠からいます方ではありませんか!。
わたしたちは死んではならない。
主よ、あなたは彼らを(私達への)裁きのために備えられた。
岩(の如く堅牢な方)よ、
あなたは彼らを(我らへの)懲らしめのために立てられた。
*(文語訳:主よ、汝は裁かん為に之を立て、懲らさん為に之を強くし給えり。)
あなたの目は清く、悪を見るのを好まれない方、
また不義を見るを厭われる方であるのに、
何ゆえ不真実な者に目をとめておられるのですか?。
悪しき者が自分よりも正しい者を、呑み喰らっているのに、
何ゆえ黙っておられるのですか?。
あなたは人を海の魚のようにし、
治める者のいない這う虫のようにされる。
彼はつり針でこれをことごとくつり上げ、
網でこれを捕え、引き網でこれを集め、
こうして彼は喜び楽しむ。
それゆえ、彼はその網に犠牲をささげ、その引き網に感謝の香をたく。
これによって彼はさらに贅沢に暮らす。その食物も豊かに保障されるからである。
それで、彼はいつまでその網もて、獲物を捕らえ込み、
無情にも諸国民を殺すのであろうか? 』
*(少改訳)
わたし: 神。
●●●●は何とでも変えられる。今ならば...中ツ国とサウロん帝国が双璧か。
当時はバビロニアであったと考えていい。
主よ、わたしが呼び叫んでいるのに、
いつまであなたは聞きいれて下さらないのですか?。
わたしはあなたに「暴虐がある」と訴えましたが、
あなたは助けて下さらないですか?。
あなたは何ゆえ、わたしに邪まなるを見せ、
何ゆえ、わたしに災を見せられるのですか?。
略奪と暴虐がわたしの前にあり、また論争があり、闘争も起っている。
それゆえ、律法はゆるみ、公義は行われず、
悪人は義人を囲み、公義は曲げて行われている。
諸国民のうちを望み見て、驚け、そして怪しめ。
わたしはあなたがたの日に一つの事をする。
人がこの事を知らせてきても、あなたがたはとうてい信じはすまい。
見よ、わたしは●●●●びとを興す。
これは武く、気性の激しい国民であって、
地を縦横に行きめぐり、自分たちのものでない他民族の棲家を奪う。
これはきびしく、恐ろしく、その裁きと威厳とは彼ら自身から出る。
その馬はヒョウよりも速く、夜の狼よりも荒い。
その騎兵は威勢よく速やかに進軍する。
すなわち、その騎兵は遠い所からやって来るのだ。
彼らは獲物を喰おうと急ぐワシのように大空を飛ぶ。
彼らはみな暴虐のために来る。
彼らを諸国民が恐れる。恐れが彼らの前を行く。
彼らは捕虜を砂のように搔き集める。
彼らは他国の王たちを侮り、その将軍たちを嘲る。
彼らはすべての城塞をあざ笑い、土を積み上げてこれを奪う。
こうして、彼らは風のようになぎ倒して行き過ぎる。
彼らは罪深い者で、おのれの力を神となす。
わが神、主、わが聖なる方よ。
あなたは永遠からいます方ではありませんか!。
わたしたちは死んではならない。
主よ、あなたは彼らを(私達への)裁きのために備えられた。
岩(の如く堅牢な方)よ、
あなたは彼らを(我らへの)懲らしめのために立てられた。
*(文語訳:主よ、汝は裁かん為に之を立て、懲らさん為に之を強くし給えり。)
あなたの目は清く、悪を見るのを好まれない方、
また不義を見るを厭われる方であるのに、
何ゆえ不真実な者に目をとめておられるのですか?。
悪しき者が自分よりも正しい者を、呑み喰らっているのに、
何ゆえ黙っておられるのですか?。
あなたは人を海の魚のようにし、
治める者のいない這う虫のようにされる。
彼はつり針でこれをことごとくつり上げ、
網でこれを捕え、引き網でこれを集め、
こうして彼は喜び楽しむ。
それゆえ、彼はその網に犠牲をささげ、その引き網に感謝の香をたく。
これによって彼はさらに贅沢に暮らす。その食物も豊かに保障されるからである。
それで、彼はいつまでその網もて、獲物を捕らえ込み、
無情にも諸国民を殺すのであろうか? 』
*(少改訳)
わたし: 神。
●●●●は何とでも変えられる。今ならば...中ツ国とサウロん帝国が双璧か。
当時はバビロニアであったと考えていい。