１０

空の高さが戻ってきた頃に
僕らの思いが募る場所へと
心が疼きだす
涼しい風があの街の匂いを
僕らの元に届けるから
ただいまと言い合える
おかえりと抱き合える
包み込む温もりを
僕らはただ受け止める
準備ができたから
あの場所へと帰ろう
みんなが待ってるから
誰かに奪われる事があっても
誰かに壊されることがあっても
大丈夫 心の中の思いまでは
受け止めてくれる場所へと
僕らを導いてくれる
例え道に迷ったとしても
心の中で歌い叫べは
あの場所はすぐに見つかるから
何も持たずにこの思いだけ抱いて
目を閉じれば進むべき場所を
明るく照らして手招いてくれるんだ
空の高さが届かないほど
高くなってきたから
もうすぐ着くよあの場所へと
ほらおかえりの声が聞こえる
大声で叫ぼう手を振ってただいまと