毒を吐きに来たで
文字数 1,224文字
俺な、このNOVEL DAYSってサイトに投稿しはじめて、まだ日ぃ浅い新参者なんやけどな、来てみたらなんや、ここってえらいゴタゴタしとるやんけ?まあ他人事やから放っておいたらええねんけどな、見てたらだんだんイラッとしてきてな。ちょっ毒吐いたろ思うてん。
言うとくけどな、俺は別に荒らしに来たんちゃうんや。だいたいやな、たとえば俺の書いたもんに「お前の書いたもん、全然おもろないねん」てコメント付いたとしてや、これ荒らしか?単なるそいつの意見やろ?俺は別に気にせえへんで。ピカソの絵がヘタクソな落書きにしか見えん奴もおるから、まあしゃあないわなって思うだけや。
自分の才能を自分が信じられんでどうすんねんて話や。あのな、小説投稿サイトはなれ合いの仲良し組合か?「●●さんの素晴らしい作品が書籍化されないなんて、出版社がおかしいと思います」とかよくコメントしてる奴おるやろ?あれ、本当は自分が言うてもらいたい言葉やねん。「いえいえ、✖✖さんのあの作品こそ世に出ないのがおかしいですよ」ってな。
そのビートルスな、デッカレコードのオーディション、テープ審査で落とされたんや。ええか、あのビートルズの曲聴いてな、プロの音楽プロデューサーが「こんな騒がしい雑音みたいなもん売れるかい」って門前払い食らわせたんや。そのビートルズを拾い上げたのがEMIで、そっから歴史に残る大ヒット連発や。デッカレコードは悔し涙やで。せやからな、俺の作品落したところは後で地団駄踏んで悔しがるやろ、これから俺を拾い上げるところは金鉱掘り当てるようなもんやくらいに思てるで。