第29話:リチャードが投資活動と実績で報奨金をもらう

文字数 1,063文字

 1999年1月13日リチャードの長男のハロルドが自宅に1年前に知り合ったジャネット・加藤と言うUCLA・カリフォルニア大学ロサンゼルス校3年のきれいな女性をリチャード家の人達に紹介した。彼女は、日系2世で東北の仙台出身で両親は、事情がありアメリカを離れて、仙台に数年前、引越して1人で大学の寮に住んでいる。カリフォルニアで行われた大学生による経済フォーラムの時に偶然、同じチームで議論したときに知り合ったと教えてくれた。

 1999年3月13日にファイザー株が上昇し45ドルで売り、百万株売り利益が3200万ドルで残金が45300万ドルとなり、4030万ドルを安田商事ニューヨーク本社へ送金した。1999年4月1日にAMD株が下がり8ドルで50万株476万ドルで買い残金が240万ドルになり、2000年の5月5日に46.13ドルに上昇したので44ドルで50万株を売り230万ドルになり利益1800万ドル残金2300万ドルとなり1800万ドルを安田商事ニューヨーク本社へ送金した。実は、個人的にもリチャードは多額の利益をあげていた。

 リチャードは100万ドルを土地と建物と45フィートの大型カラマラン・ヨットクルーザーの購入費用に使うために分けておき1750万ドルの残金となった。2000年9月15日にメルク株を20万株を売買し630万ドルの利益をあげ、残金が6600万ドルになったので5000万ドルを安田商事ニューヨーク本社へ送金した。長男ハロルドが次男トーマスと奥さんのサリーで散歩しに行ったり、買い物をしたりして、ゆっくり、長いプライベートな時間をもてるようになった。

 その後、リチャードは個人の資産が増えたので2000年3月10日、サンディエゴの海辺の土地を百万ドルで買い、豪華な家を百万ドルで建て移り住んで自分の部屋で投資の仕事を始め、サンディエゴ支店の安田稔と安田秀和と安田寛太に米国株の売買の指示を電話でした。その後、サリーの父のジョンに紹介してもらい、2000年4月から名門ヨットクラブに入り、ヨット免許を取るために練習を始めた。

 5月にハロルドの彼女のジャネット・加藤が新築祝いの亀の置物を持ってきた。リチャードが、亀は、どんな意味があるのと聞くと、すかさず、長寿のお守りですと言い、日本では鶴は、千年、亀は、万年と言って長寿の象徴なんですと教えた。良い、お住まいに、長く、健康で住めますようにとの願いから持って参りましたと説明した。サリーは、その話を聞いて、わー素敵と、大喜びで、みんなで、夕食を囲み談した。
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