これから執筆・美少女戦士、エステル(仮)

文字数 1,462文字

はーい、私、エステル!
  趣味は寝ること、食べること♪
  どこにでもいる、ふつーの女の子だった私は、ある時、
  王宮につれていかれて、王様のお妃さまになることになったの!
  しかもしかも、悪いハマンが、私たちの民族を滅ぼそうとしている、
  ですって?
  ゆるせない! 神にかわって、おしおきよ!
  
  ―あらすじー
「ふつーの女の子・エステル」の恋愛小説。
 神を信じる者の信仰と、ユダヤ人・プリムのまつりについて、
聖書の『恋愛・結婚観』『夫・妻の関係』までをライトノベルで解説!
      
一章:エステルは、天真爛漫な美少女。
食べることが好きで、くったくなく、だれにでも話しかけ、友達になることができる、ちょっとおちゃめな女の子。
ある日、王の命令で、お妃候補として年頃の女の子たちが宮殿に集められることになり・・・?
モルデカイ:エステル、お前にも、王のおよびがかかった・・
      ああ、私の、大切に育ててきた姪っ子が、
      まさか王のおてつきになるなんて・・・(泣)
エステル:そんな・・・私、初恋もまだなのに・・!
     そんな、おじさんと結婚なんて・・?
モルデカイ:(いや、まだ王と結婚できるとは限らないのだが・・・)
      王宮など、金や食べ物があるだけのむなしいものだ。
      まことの神をしらないで、なにがこの世の幸福か・・・
エステル:(食べ物・・!きっと、王の権力で集められた、珍しい食べ物が・・!)
      あたし、王宮、いきます!
モルデカイ:エステル・・・!なんと、けなげな娘・・・・!
    
二章: ~この門をくぐる者は一切の希望をすてよ・大奥~
王の寵愛をうけようと、美をみがくことを第一とし、
他の女を蹴落とすことで自分の地位の安泰をはかる魔窟、
シュシャンの城。
その中でもエステルは持ち前の明るさで光り輝く・・!
中傷をうけても、笑顔を絶やさず、召使にも親切なエステルは、
王宮の中でも愛される存在となっていった。

けど、本当は、ごちそうが食べれればそれだけで幸せだし、
王の寵愛?なにそれ?
いま、いちばん気になっていることは、王宮の庭になっている、
いちじくの実なの・・・!

その木の下で、エステルは、商人・アルと出会う。
会えばからかってきたり、いじわるなことをいってくる、
アルだったがエステルは彼の聡明さ、アルはエステルの爛漫さに惹かれ、
お互いに想い合うようになる。
けれども、ここは王の大奥、シュシャンの城。
あなたのことを愛していても、私は、・・・私は。
王によばれたその日、エステルは、心から愛した彼に、
別れをつげたのだった・・・

三章:
その夜、別れをつげたアルが、王の寝所にしのびこんでいた。
駆け落ちをして、どこか遠いところで二人で暮らそう、と説得するアルに、エステルは、首をふる。
 わたしは、神によって、与えられた使命を果たしますー
エステルの神への、そして神によって、上に立てられた者への
従順さに心うたれた、アルはこう話す。
いや、実は俺がアハシュエロス王なんだよね!
はぁあああ?
こうして、エステルは初恋も実らせ、素敵な王様をゲットしたのでした。
       
-けれど、めでたしめでたしとはいかないもので、
ハマンが、エステルを含め、自分の民族―すべてを滅ぼそうとしていたのだった。一族全ての命のため、エステルは重い決断をくだす。
「私・・・私、断食します・・・・・(泣)」
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