恋愛できなくても結婚できるよ

文字数 313文字

「とりあえず、私たち、結婚しようか」

 えりは突然、宣言した。

「いやいやいや、それ何か違わくね? 俺とお前、今日はじめて会ったよな?」

「え? そうなの? でも、私の両親は結婚式の当日に顔をはじめてみたらしいわ」

「それ、いつの時代の話だよ!」

「1970年代かな」

「ありえねー」

「そんな時代もありました」

「ねえよ!」

「ちょっとだけでいいから」

「………ちぇ、仕方ないなあ。ちょっとだけだぞ」 

 ただのツンデレだったのか。



※「100人とデートしても付き合えなかった増田へのアドバイス」の感想小説。
http://anond.hatelabo.jp/20160220235712 
 
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登場人物紹介

神様

織田信長の神霊説もある。

神様の助手

黒髪の童子。

石田三成(いしだみつなり)

某戦国武将と同姓同名の男。
チートなスキルをもつ非正規社員である。

島左近(しまさこん)

某戦国武将と同姓同名の男。
三成のコンビニバイトの副店長だった。

婚活の女神アリサ


三成と関わりを持つようになる。

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