進学を機に上京したは良いけれど
文字数 319文字
大学進学を機に上京。そして、初の一人暮らしを経験する人は少なくないだろう。私もその一人だった。毒親の元を離れ、高校生にして門限五時と言う束縛から解放され。毎日の様に降り注ぐ愚痴や悪口、否定の言葉から逃れられる。そんな、幸せな上京だった。
何かと「一人暮らしでおふくろの味が恋しくなる」なんて話を聞くなり読むなりするが、ネグレクトされて育った人間にそんなことは無い。おふくろの味、サッポロ○番だし。
なにせ「ご飯さえ有れば良い」とすりこまれて育った身。適当な食事でも疑問は無かった。しかし、安い炊飯器は早々に壊れた。暫くは春○パン祭りで耐えたが白米が恋しくなった。そんな時に出会ったのが、通学路にある牛丼屋のバイト募集ののぼりである。
何かと「一人暮らしでおふくろの味が恋しくなる」なんて話を聞くなり読むなりするが、ネグレクトされて育った人間にそんなことは無い。おふくろの味、サッポロ○番だし。
なにせ「ご飯さえ有れば良い」とすりこまれて育った身。適当な食事でも疑問は無かった。しかし、安い炊飯器は早々に壊れた。暫くは春○パン祭りで耐えたが白米が恋しくなった。そんな時に出会ったのが、通学路にある牛丼屋のバイト募集ののぼりである。