プッツン少女かよ - 3-2
文字数 1,118文字
そう言うとミリアは超時空なんとかから照射された牽引ビームで上昇して行った。
高校のクラスの女子はまだ入学したばかりだから、中学で同じクラスだった女子以外は俺の事をさん付けで呼んでいるが、小学校時代は勿論だが、中学校時代に俺は二人の女子を除いたクラスの女子全員に君付けで呼ばれていた。
俺はササラに見つからない様に岩の陰に隠れ、ちょこちょこと顔を出しては辺りの様子を伺っていた。
この場所は少し小高くなっていて周囲への見通しがいい。ササラを見つけたらすぐに移動しようと思う。