創作活動あれこれ

文字数 952文字

 色々思うところあり、「混沌譚」シリーズに設定資料をつけました。
 ネタバレにならない程度に基本的な設定を紹介しただけなのに、千五百文字くらいかかっちゃいました。
 冒頭に載っけたので、作品紹介ページだけでは伝え切れていなかった「これはどういう物語なのか」というのが、読み始めるか迷っている方に伝われば良いなあと思っています。

 そして先日からこの日記でもグダグダ書き連ねている「蝋色(ろいろ)の花」。
 現時点の予定では四章立ての長編になる予定なのですが、三章まではおおよそ書くこと決まっているのに、肝腎の四章をどうするか思いつかなくて長らく足踏みしていました。
 たぶん物語の肝は四章なのですが、登場人物の設定や過去を考えるのが大好きで、肝腎のストーリーを考えるのが苦手な私は、で、結局この話では何が起こるのか!?という四章の部分を思いつけずにいたのです。
 それが今日、不意に思いついてですね。
 あ、これでいこう!と閃いた次第です。

 毎回、新しい話を考える度に同じ事態に陥ります。
 登場人物の設定、生い立ち、現在に至るまでの過去の出来事などを事細かに考えるは好きなんですが、で、肝心要の物語の舞台となる時間軸に何を起こすのか?ということに、あまり興味が持てません。
 いつもそこで多大な生みの苦しみに見舞われます。「もう、こんなもんでいいや」といった気持ちで書き始め、「良いわけないだろっ!」と途中で苦しむ羽目になることもしょっちゅうです。
 今回も、これだけ考えて思いつかないということは、この話を書くのは無理なのかもしんない、設定やらキャラやら作ったはいいものの、肝腎の物語は思いつかず、書く前に終わってるのかも・・・・・・とゆー気持ちに陥りかけていました。
 それが今日、不意に「こういう展開にしよう」と思いつきまして。
 そういえば、毎回、ずっと悩んでるといつかは思いつくんだよな・・・・・・と思い出しました。

 とうことで、心弱くなっていましたが、なんとなく山を越えたような気分です。
 よくこんなんで自分は小説書けるなんて勘違いして、小説を書き始めたりしてしまったもんだ、とつくづく思います。
 いつか、どうしても物語のストーリーを思いつけなくて、力尽きる時が来るかも知れない、と噛み締めた次第です。

二〇二〇年十二月十一日
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