第9話 写 真
文字数 1,072文字
~同日、月美の学祭の案内板前、午前10時30分~
~同日、月美写真学科の展示会場、午前10時40分~
会場内を各自鑑賞する。
アイバがとある作品の前で立ち止まる。
受付係を交替したフジイがアイバと目を合わせる。
フジイが椅子から立ち上がり、会釈をする。
アイバは自分の背後を見回す。
背後に誰もいないことで、会釈の相手が自分であると認識する。
2人はどちらからともなく近づく。
フジイは1枚の写真を差し出す。
アイバが写真を受け取る。
フジイに写真を返す。