少年

文字数 189文字

いつも逃げてばっかだ
そんな悔しさも
いつか忘れてしまって
とうぜんのように笑えてしまう日が
もうすぐくるのでしょう

少年は
ひとの愛し方をまだしらない
あたしは
ひとの嫌い方をまだしらない
どうやれば
きみをうまく 頭の底から
追いやることができるかな

若さはうそだよ
ほんとうを塗った数だけ
あたしたち 大人になれる
たとえま反対でも
そうだと信じていたい
夏の日の午後
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