０８：こころのこり

お嬢さま「ゆっくりしていていいから、シーツ替えてから来て」

そういって部屋を出た

奴隷「・・・ごめん」

メイドC「謝られても困る、私の立場もあなたと変わらない」

奴隷「そうなのか？」

メイドC「メイドって聞こえがいいだけ・・・それに」

奴隷「それに？」

メイドC「してみたかったから」

奴隷「はぁ？処女」

メイドC「私はね、この体の元の持ち主は違うみたいだけど、この体に入る前は病気だったっていっあでしょう？」

奴隷「あぁ・・・」

メイドC「初めてが３人でするとは思ってなかったけど・・・」

奴隷「・・・」

メイドC「この体に移る前のこころのこりはそれかな・・・」

奴隷「・・・」

メイドC「さてと」

下着だけつけてシーツを取り換えて整えた

メイドC「行きましょう」

服をもって歩き出す、慌てて服を持って追いかける。

部屋の裏から浴室につながっているらしい

体を流して浴槽に入る

お嬢さま『まっていたよ』

メイドC『そうなんですか？お待たせしました』

お嬢さま『話したいことがあってね・・・その子、呪いか何かかけてある？』

メイドC『呪いですか？』

お嬢さま『たぶん、魅了か誘惑かそんな感じだろうけど、一緒にいると惑わされている感じがする』

メイドC『なるほど』

お嬢さま『DかEに見たもらうとわかるかもね』

メイドC『あとでいってみます』

何を話しているのかは全く分からなかった

お嬢さま『ここのことは、どこまで話してあるの？』

メイドC『まだなにも』

お嬢さま『そう、急ぐこともないか・・・まぁ、ゆっくり教えてあげましょう・・・先に会話ができるようにしないとね』

メイドC『そうですね』

お嬢さま『歓迎するわ、と言っておいて』

メイドC『はい』

お嬢さまはくちびるを重ねて出て行った

メイドC「歓迎してくれるそうよ」

奴隷「・・・そう」

メイドC「なにか言いたそうね」

奴隷「扱いは・・・」

メイドC「執事という奴隷かしらね」

奴隷「だろうな」

メイドC「ここにいる人は保護されているの」

奴隷「？」

メイドC「何らかの能力がある人を旦那様が拾って保護してる」

奴隷「旦那様は何をしている人？」

メイドC「表向きには武器の販売らしいけど」

奴隷「表むきね・・・ここにいる子全員？」

メイドC「魔女狩りの対象になりそうな子がほとんど・・・」

奴隷「・・・はぁ？」

メイドC「まぁ、そろそろでましょう、今日のやることがまだあるから」

奴隷「何をすれば？」

メイドC「あなたは言葉を勉強して」