第109話  家庭訪問  2

文字数 3,513文字


 ※


 凛の担任である大熊先生をリビングに招き入れる。

 本来なら、家庭訪問など玄関先で行うようなものだが、学校では凛がとてもお世話になってるし、毎回のように先生の話をするからな。


 一度しっかりとお話をしたいと思っていたんだ。

実は私も、黒澤のお姉さんとお話をしたくてね。

家庭訪問の時間を最終にして、このたびお伺いしました。

そうなんですね。ありがとうございます!

 先生はまず、凛から色々と聞きましたと前置きしてから喋り出した。


 クラスの連中と何度もケンカしたことや、双方の親を呼んだこと(聖奈や平八さんのこと)

 そして何よりも……ケンカしていた友達と、仲良くやれたことを教えてくれた。

ある程度は凛から聞いてるから知ってるけど……

何度もあいつらとケンカしてたのか。

だけど私が驚いたのは、凛をいじめてたはずの3人と仲良くなってしまったことで……

 こればかりは、俺には理解できなかった。

 凛をいじめるような奴が、自分の非を認め、俺の前でも謝罪してきた。

 

 どのような経緯があって、彼らは凛に謝ったのか、それが詳しく知りたい。

それはお姉さん。あなたのおかげですよ。

赤木や魚住。名谷に聞きました。ドッジボールでとてもお世話になったって。


スマホを弁償するといった赤木に、それなら黒澤の友達になって欲しいと……聞きました。

あっ……あの時は本当に嬉しくて……

 こりゃ俺が大泣きしたのも知ってるだろう。

 などと思っていると、その時見せた大熊先生の穏やかな表情が全てを物語っていた。

その話を聞いたとき、私も感極まってね、生徒の前で泣いちゃいましたよ。


素晴らしい姉弟だって。

 それは凛から聞いた。

 凄かったらしいな。マジで。


 

 だけど、俺だってあの時は嬉しすぎて、どうにもならなかった。

 あの凛に……友達が出来たっていうだけで……


 おっと、あまり考えると、また涙腺がヤバくなっちまう。

黒澤もよくやったぞ。

全てを曝け出して本音を語った。自分のこと。お姉ちゃんのこと。


それを皆が理解し、分かってくれた。

黒澤のつらさをみなが理解したとき、もう誰もいじめたりしないでしょう。


もう心配ありません。黒澤は学校でも上手くやってます。

全てをさらけ出す。か……


 学校で俺の昔話を聞いた3人は、先生に「スマホをどうにか買い戻してあげたい」と相談しにきていたらしい。

そんな……赤木達はそんなこと一言も言ってなかったのに。
 どうやら凛も知らなかったらしい。

そりゃそうだ。だってあいつらは黒澤には内緒だと言ってたのだから。

 

だけどな、赤木や名谷、魚住も……それだけ自分がしてしまった事の重大さを理解したんだ。

スマホ本体なんて子供達だけでは到底買えやしないからな。


魚住なんて「お年玉」で買うなんて言ったり……大変だったんだぞ。

 わっはっはと笑う大熊先生。

 ワイルドっぽいアゴ髭が凄いけど、男前なんだよな。

 

 ヒゲを取ってしまえば、ジャニーっぽい顔に見えるのに。

だけど私は本人達に言ったのに……別に弁償してもらわなくてもいいのに……

三人ともそれだけ自分のやってしまった事を後悔し、心から反省したのですよ。

私も「本人が別にいいというのなら無理に弁償しなくていい」と言ったんですけど、聞かなくてね……


その時、思いましたよ。

あの3人も、とても純粋で優しい心を持っているのだと。


あ、この話は内緒だぞ。黒澤。

うん! 分かりましたっ!

みんな良い子なんですよ。

黒澤だって、赤木達だって。みんな優しいんだ。

その人間を知り、ちゃんと話せば誰だって、仲良くなれる。


人間何度も失敗し、その理由を考え、克服し、成長してゆく。

それはもう人間誰しも……死ぬまで一緒ですよ。

なんだろう。この先生の言うことは、やたら俺の中に共通するものがあって……

何よりも話を聞いてて……心地が良い。

 この先生なら確かに、凛はもう安心だろう。

 そう思うのに時間はかからなかった。


 良かった。

 こんなに良い先生なら、凛も大丈夫だろうと。

そうだ。どうせなら……ちょっと質問してみよう。

先生。ちょっといいですか?


凛の事じゃなくって私個人の……質問なんですが……



先生は、男女間……異性との間に、恋愛感情ではない、友情や信頼関係は……芽生えると思いますか?

 先生はそんな質問が飛んで来るとは思わなかったのか、暫く「う~ん」と唸ってから答えた。

お姉さんは異性に対して困ってそうだ。

確かに、とても美人だからね

私は男女間でも、そういった関係はある。そう信じてるのですが……
ああ、何だか自分で言っておいて恥ずかしくなってきた。

こればかりはね……正直難しい問題だと思う。

私から言わせて貰うと、お姉さんがあると言い切るのなら、あると思う。

だけど、お姉さんがそう考えていても、向こうはそう思っていない。思えない場合もあるからね。

そうなんだよ。俺が友達でいたいと思っても……

向こうが俺を女としか見てくれなければ……

だけど、私個人の意見では……

お姉さんには人の考え方を変えられる。そんな力がある。そんな気がします。

えっ?

私は黒澤にあなたのことを教えてもらい、どんな人なのだろうかと期待し、今日ここにやってきた訳ですが、黒澤の言ったとおり、私の想像通りの人でした。


あなたはとても心優しい、そして純粋な方だと。

そんな風に言われると……照れちゃいますよ。

詳しい事情は分かりませんが、等身大のあなたの全てを知れば……

どんな人でも、どんな人間でも、きっと分かってくれる。


私はそう思いますよ。

 等身大の……俺を知れば……
でも私は……

もちろん本音や言い難いことを口に出すなんて、難しいと思う。


だけど今すぐに言わなくても構いません。じっくりと時間を掛ければいい。

でも先生。私は……私はとても大事なことを……


みなにウソをついている。事があるんです。

そんな状態で友達と仲良くなっていくのに、凄く不安を感じるんです。


早く言わないといけない。だけど怖くて……

お姉ちゃん……


龍兄ぃのことだ……やっぱり凄く心配してる……

 思わず言いそうになった。

 

 この入れ替わり体質のこと。ずっと悩んでること。

 仲良くなればなるほど、この先の未来が不安になってしまうって……


 ずっと正体を隠したままなんて、それは本当に友達と言えるのだろうか?

 

 答えは未だに分からない。

 結論はいつも平行線で終わってしまい、気が滅入ってしまうんだ。

 先生は真摯な目をぶつけてくると、俺は思わず目を逸らしてしまった。

 なんだか先生に目を合わせると、頭の中まで覗かれているような、そんな錯覚に陥ってしまう。



 しばらくして先生は「なるほど」と言ってから笑顔を見せてくれた。

無理に言う必要はありません。今のままで大丈夫ですよ。

焦らなくてもいい。迷わなくてもいい。


この先、みんなに言うタイミングがきっとある。


で、でもなんで……そんな事が分かるんです?

う~ん。長年生きて来た勘とでもいいましょうか。

そういう大事なことって、必ず伝えられる場面が出てくる。


「あ、今なら……」って時がやってきます。


それまでは、黙っているのがいいでしょう。

無理に喋ろうとせず、今、こうやって悩み、つらかった事を、その時全て……吐き出せばいい。


きっとあなたなら、その相手も人も分かってくれるでしょう。

……先生。

 「今なら……言える」か……


 本当にそういうタイミングが来るのだろうか……

 無理に喋ろうとせず、今、こうやって悩み、つらかった事を、その時全て……吐き出せばいい。

 なんだろう。そう考えると……凄く安心する。

 

 言わなくちゃいけない。

 そんな焦る気持ちが薄れてくると、妙に落ち着いてゆく。

聞きましたよ。

この街に引っ越してきてから、友達が沢山できたってね。


引っ越す前の話も黒澤から聞きました。


お姉さん。あなたは……もっと自信を持っていいと思いますよ。

あなたには、人を惹き付ける魅力があり、素晴らしい心の持ち主だと。


どんな悩みがあったとしても、あなたが一人で解決できないことも

きっとあなたの周りの人が……助けてくれるでしょう。

黒澤。お姉ちゃんが困ってるのなら、お前も協力してやるべきだ。

男の子だろう? それなら女の子であるお姉ちゃんを助けなければいけない。


うん! もちろんだよ!
凛……

 なんだ?

 

 凛。お前のそんな顔、見たこと無いぞ。

うんうん。素晴らしい。

本当に……二人は理想の姉弟だ。


 その時、俺のスマホがブルったので確認すると四時半。

 結構話し込んでしまったと思っていると、先生も「そろそろ失礼します」と立ち上がった。



 玄関先まで来ると、先生は俺に「後もう少しだけお時間頂けますか?」と言われる。


 

お姉ちゃん。ちょっとだけ家の前まで来て欲しいんだ。
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登場人物紹介


 ★登場人物でも若干のネタバレを含みます。第一部からお読みいただきますようよろしくです。

 ★逆に第二部の登場人物を先に読んでから、第一部をお読み頂きますと、別の意味で楽しめます。

 

 ★読者視点は神視点。登場人物の心の声も聞こえます。(フキダシの色がこの色)

 ★ 黒澤 蓮 くろさわ れん


 本編の主人公。高校一年

 男女入れ替わり体質。
 
 弟の凛と共に、新天地で新たに生まれ変わろうと、楽しい学校生活を送ろうとする。友人作りに重きを置き、人との付き合いにはとても慎重である。


 自分自身の事よりも、仲間の為ならば凄まじく有能になる。

 ★ 白峰楓蓮 しらみね かれん


 蓮の女性の姿。類稀なる美少女だが本人にはあまり自覚がない。


 外部には黒澤家の親戚(蓮の姉)となっている。

 楓蓮では世間との関わりあいを最小限にしてきたが、徐々に一人の女性として目覚め始める。

 

 自分を理解してくれる人間が増えるたびに楓蓮は飛躍的に成長してゆく。  

 ★ 黒澤 凛 くろさわりん


 小学校六年生

 男女入れ替わり体質。

 

 兄である蓮を慕い、とっても素直で女の子のような性格。
 ことある毎に兄に甘えてしまい、いつまで経っても、子供のままなので、蓮は凛の将来をとても心配している。

 

 二部中盤で凛オンリーの章があります

★ 白峰 華凛 しらみねかりん


 凛の女性の姿。

 外部との接触が無いので、彼女の存在を知るのは黒澤家の秘密を知るものだけ。

 楓蓮と違い、おしゃまさん。

★ 黒澤 玲斗 くろさわ れいと

★ 白峰 麗華 しらみね れいか


蓮や凛のお父さん。ただいま遠方で仕事中。

麻莉奈や平八。ティナとは大親友。


後半から再び登場します

★ 美神聖奈 みかみせいな


 高校で蓮と同じクラスとなる。実は小学四年生までの幼馴染。

 容姿端麗。成績優秀。運動神経抜群。リーダーシップ抜群。お金持ち。


 高校当初から蓮と関わりを持ち、お互いに影響されてゆく。無二の親友?

 記憶喪失だったが、徐々に昔の事を思い出してゆく。


 二人目の主人公。

★ 平八 へいはち 


 聖奈専属の運転手。

 黒澤家の秘密を知っており、蓮の親である麗斗(れいと)とは旧知の仲

 おっぱい職人。ツイッタのフォロワーは10万以上の有名人。

 作中でも最強だと言われるが……

★ 白竹 美優 しらたけ みゆう

 

 男女入れ替わり体質

 蓮と同じクラスとなる。ピンクの髪が目立つ美人。とても内気で、語尾が変になる。

 自分の家の喫茶店で働いている事になっているが、実は魔優と入れ替わっている

 歌が上手く、全国でも有名な絵師でもある。(エロ同人が本業)

 

 三人目の主人公。 

★白竹 美樹 しらたけ みき


 白竹美優の男性の姿。

 外部では白竹魔樹と名乗っているので、彼を知るのは家族と秘密を共有する人のみ。

 主に喫茶店で厨房担当したり、サイクルの都合上、学校でも魔樹として振舞う。

 男の子の身体で遊ぶのが大好き

★白竹 魔優 しらたけ まゆう


 男女入れ替わり体質。

 外部では白竹美優と名乗っているので、彼女を知るのは家族と秘密を共有する人のみ。

 主に喫茶店で接客担当。サイクルの都合上、学校でも美優として振舞う。

 心の中は女の子なので、こちらが真の姿となる。

 四人目の主人公

★白竹 魔樹 しらたけ まき


 魔優の男の姿。外部に知られているのは魔樹である。

 蓮の隣のクラスで、常にクール。成績も良く、空手や合気道を習得。

 学校内では魔樹王子と呼ばれるほどモテる。


 自分の家の喫茶店で働いている事になっているが、実は美優と入れ替わっている

 乙女ゲー大好きのツンデレ。

★白竹 麻莉奈 しらたけ まりな


美優。魔優の母。入れ替わり体質。


とてもピアノが上手く、蓮はプロの犯行だと断定。

双子の母だけあり、とても美人だが色々とヤバい人。

男の姿は、でかい上にマッチョらしい。


★ じいじ


 白竹家のおじいさん。喫茶店のオーナー。

 小太りでツルっぱげ。チョビ髭が可愛い。

 厨房担当で楽しい事があると、その場でクルクル回りだす。

★ 染谷龍一 そめやりゅういち


 男女入れ替わり体質。

 蓮と同じクラスとなり、前の席という事で付き合い始める。

 わりと積極的で、クラスでも人気がある。

 楓蓮に一目惚れし、ずっと彼女を追い求める。

 オムライサーでありポニテマニア。

 

 五人目の主人公

★山田 龍子 やまだ りゅうこ


 龍一の女性の姿。

 楓蓮を追って同じ喫茶店で働く事になる。全国でも有名な山田組の人間。

 ケンカが強く、蓮も認めるほど。

 楓蓮に近づく男を排除しようとする俺っ子。

★山田 虎子 やまだ とらこ


男女入れ替わり体質。龍一の弟(妹)

全国統一を夢見る女の子。既にチームを結成しており、チームヴァルハラと名づける。

口調はキツいが、兄弟には頭が上がらない。

デコトラならぬデコチャリで街中を暴走する。

★染谷 翔一 そめや しょういち 


男女入れ替わり体質。龍一の兄(姉)

龍一が恐れる唯一の兄貴。百人でかかっても勝てないらしい。

ただいま、新婚生活真っ最中。

★染谷 桜 (そめや さくら)


 翔一の奥さん。普通の人間。

 とても清楚で大人しそうな美人だが染谷三兄弟は彼女に対し頭が上がらない。

 翔一を女らしくする為、日々調教中。

★百済 紫苑 くだら しおん


 高校二年。軽音部。実家はソッチ系統の百済組。

 楓蓮達と一緒に喫茶店でバイトを始める。関西弁ちっくな喋り方だが、とても優しく後輩想い。

 蓮の同じクラスである、米山まゆこと、坂田沙織は小学校からの付き合い。

 マイブームはマジョリーナちゃん(ミニチュアダックス)を可愛がる事。

★坂田 沙織  さかた さおり


 高校一年。蓮と同じクラス。

 いつもニコニコ。おっとりとした口調でマイペース。

 紫苑と同じ軽音部。ベース担当。

 親が犬のブリーダーで楓蓮に二匹のダックスを譲る。

★ 西部

 蓮と同じクラス。

 事あるごとに蓮に絡んでくるが、その目的は聖奈や美優と接点が持ちたいが為である。

 ツイッター名では「モントゴメリー」。おっぱい職人を神と崇める。

★真鍋

 蓮と同じクラス。西部の友達。

 頭は良く、テストでも上位だが、彼もおっぱい職人を神と崇める。

 ツイッター名は「穴バースト」

★米山 まゆこ (だんじりバージョン)


 蓮と同じクラス。坂田とは昔からの親友で、紫苑は先輩に当たる。

 魔樹王子にベタ惚れてしまい、蓮に紹介してもらえるよう頼んだ。

 バスケ部所属。一年なのに相当の実力を持っている。

★ 三輪 加奈子 みわ かなこ

 

 蓮と同じクラス。坂田沙織の友達で幼稚園からの付き合い。

 男の子同士がホニャララするのが好き。

★ 清原 愛美 きよはら まなみ


 魔樹と同じクラス。米山まゆこと中学時代からの付き合い。

 ちなみに魔樹王子と呼び出したのはこの子。

★ 梶谷


 蓮と同じクラス。西部の友達で小学生からの付き合い。

 バスケ部所属。一年でレギュラー筆頭。

★高坂


蓮と同じクラス。梶谷の友達。

ギャルゲーのアイドルプリンセスをこよなく愛する男の子。

★ 鼻


楓蓮が命名。

その昔、蓮にケンカ売ってきたり、美優をナンパしたり、ろくでなし男であったが楓蓮や龍子にボコられる。だが楓蓮に鼻を治してもらったと勘違いしている。

楓蓮に殴られてから、とんでもなく優秀な男へ変貌する(だがケンカは弱い)

★ヴァルハラメンバー 


 只今メンバーは八人。

 虎子率いるチームヴァルハラメンバー。俗に言う不良だが、楓蓮。龍子。虎子には従順。

 実は全員イケメンレベルだが、とにかく頭も弱く、ケンカも弱い。

 NO表示されており、変なヤツが混じってます。 

 竜王 冴子 りゅうおう さえこ


 高校一年。西部曰く、彼女と美神聖奈。白竹美優を三大美女認定している。

 いつも笑顔。とても愛想が良い彼女だが……

 王二朗曰く、超危険人物。鞄にスタンガンを隠し持ち、女の子を襲うらしい

★ 播磨 王二朗 (はりま おうじろう)


 高校一年。竜王冴子と共に登場。190センチの巨漢であり極道顔。

 とてもじゃないが高校生には見えない容姿に、シルエット姿となっている。

 警官とエンカウントすると、ほぼ職務質問されてしまう。

 ゴリラのモノマネが神がかっている。

★竜王 将哉 りゅうおう しょうや


 萌ゴリと共に現れた男性。とてもイケメンだが萌にナンパーマンであると暴露されてしまう。萌は恋人だと告げるが……楓蓮は最初から将哉を警戒する。 

★稲坂 萌 いなさか もえ


 楓蓮が早朝マラソンに出かけた際に知り合った女性。

 巨漢で筋肉質なので、楓蓮は男だと勘違いするほど。

 とても気さくでしゃべりやすい印象を受けた萌ゴリ。ちなみにラッキースケベ体質。

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