第38話夏子の復讐⑦
文字数 1,256文字
望月昇は、絶叫、そして失禁した。
しかし、更なる苦痛が、襲って来た。
切り落とされた左足親指の箇所に、真っ赤に熱した焼きゴテが、押し当てられたのである。
望月昇が再び絶叫していると、落ち着いた冷酷な声が聞こえて来た。
「反抗は許さんよ」
「犯した罪を全部言え」
「もし反抗するなら、全ての指をゆっくり切り落とす」
「焼きゴテも、今度はゆっくり押し付ける」
望月昇は、拷問の痛みと恐怖に抗えなかった。
全てを自白し始めた。
以下がその要約である。
・融資営業の実績が上がらず、上司から叱責の日々が続いた。
・その時期、パチンコ屋でウサをはらしている時に、極道の幹部と仲がよくなった。
・実績が上がらない悩みを愚痴ったら、極道の幹部が入れ知恵をして来た。
・その入れ知恵に沿って、融資先に過剰融資(支店長公認の不正融資)を実行し、返済不能の時点で、融資先を、ヤクザやヤンキーたちを使って処分した。(支店長と極道幹部は懇意だった)
・融資先に、きれいな女がいれば、無理やり抱いた。
(それで融資先の苦しい利息返済を猶予した、望月昇の任意に任されていた)
・警察には、極道系列の不動産屋と銀行が根回しをして(金を事前に渡した)あるので、全て自殺扱いになったこと。(マスコミ対策は、銀行)(銀行の広告料増額で、マスコミは報道しない)
・手口はどれも同じ。全て地域で真面目に操業して来た店舗や工場を狙った。件数で言えば、蒲田の和菓子店で15件目。(地域極道にコビを売らない老舗も狙った)
(夏子の実家の印刷工場の案件も自白した)
・振り込め詐欺にも、協力した。
架空名義の口座開設を、銀行員の自分が行った。
(預金残高が増えるので、支店長公認だったし、奨励もされた)
望月昇の自白がひと段落した時点で、落ち着いた、それでいて冷たい声が響いた。
「俺たちは、警察じゃない」
「お前の関係した組に対する見せしめで、お前を捕まえた」
「お前の自白も録画した、これで銀行を脅せる」
「だから、お前をこれから処分する」
「海も近い、コンクリートも十分にある」
「お前が死のうが何だろうが、どうでも構わない・・・が・・・その前に」
望月昇の顏に強いライトが当てられ、再び、猿ぐつわをかまされた。
再び、冷たい声が響いた。
「今度も痛いぞ」
直後、望月昇の局部に違和感。
鋭利な刃物で、局部が切り落とされた。
望月昇は、痛みで猿ぐつわを噛みしめた。
再び失禁した。
意識も遠のく中、冷たい声が響いた。
「お前の汚らわしいブツを切ったのは、お前が卑劣にも破産に追い込んだ印刷工場の娘さんだ」
「被害者代表として、お前の処分に参加してもらった」
「床に落ちた汚らわしいブツは、犬が食っている」
確かに、ドーベルマンのような巨大犬が何かを食べている。
「後は犬にまかせよう」
「犬のエサでいいよ、こんな奴」
少女の冷たい声が響いた。
望月昇は、ドアの閉まる音を聞いた。
「待ってくれ!」と、言いたいが猿ぐつわをはめられているので、声にならない。
望月昇は、何も抵抗が出来なかった。
そのまま、ドーベルマンに内臓まで喰らい尽くされてしまった。
しかし、更なる苦痛が、襲って来た。
切り落とされた左足親指の箇所に、真っ赤に熱した焼きゴテが、押し当てられたのである。
望月昇が再び絶叫していると、落ち着いた冷酷な声が聞こえて来た。
「反抗は許さんよ」
「犯した罪を全部言え」
「もし反抗するなら、全ての指をゆっくり切り落とす」
「焼きゴテも、今度はゆっくり押し付ける」
望月昇は、拷問の痛みと恐怖に抗えなかった。
全てを自白し始めた。
以下がその要約である。
・融資営業の実績が上がらず、上司から叱責の日々が続いた。
・その時期、パチンコ屋でウサをはらしている時に、極道の幹部と仲がよくなった。
・実績が上がらない悩みを愚痴ったら、極道の幹部が入れ知恵をして来た。
・その入れ知恵に沿って、融資先に過剰融資(支店長公認の不正融資)を実行し、返済不能の時点で、融資先を、ヤクザやヤンキーたちを使って処分した。(支店長と極道幹部は懇意だった)
・融資先に、きれいな女がいれば、無理やり抱いた。
(それで融資先の苦しい利息返済を猶予した、望月昇の任意に任されていた)
・警察には、極道系列の不動産屋と銀行が根回しをして(金を事前に渡した)あるので、全て自殺扱いになったこと。(マスコミ対策は、銀行)(銀行の広告料増額で、マスコミは報道しない)
・手口はどれも同じ。全て地域で真面目に操業して来た店舗や工場を狙った。件数で言えば、蒲田の和菓子店で15件目。(地域極道にコビを売らない老舗も狙った)
(夏子の実家の印刷工場の案件も自白した)
・振り込め詐欺にも、協力した。
架空名義の口座開設を、銀行員の自分が行った。
(預金残高が増えるので、支店長公認だったし、奨励もされた)
望月昇の自白がひと段落した時点で、落ち着いた、それでいて冷たい声が響いた。
「俺たちは、警察じゃない」
「お前の関係した組に対する見せしめで、お前を捕まえた」
「お前の自白も録画した、これで銀行を脅せる」
「だから、お前をこれから処分する」
「海も近い、コンクリートも十分にある」
「お前が死のうが何だろうが、どうでも構わない・・・が・・・その前に」
望月昇の顏に強いライトが当てられ、再び、猿ぐつわをかまされた。
再び、冷たい声が響いた。
「今度も痛いぞ」
直後、望月昇の局部に違和感。
鋭利な刃物で、局部が切り落とされた。
望月昇は、痛みで猿ぐつわを噛みしめた。
再び失禁した。
意識も遠のく中、冷たい声が響いた。
「お前の汚らわしいブツを切ったのは、お前が卑劣にも破産に追い込んだ印刷工場の娘さんだ」
「被害者代表として、お前の処分に参加してもらった」
「床に落ちた汚らわしいブツは、犬が食っている」
確かに、ドーベルマンのような巨大犬が何かを食べている。
「後は犬にまかせよう」
「犬のエサでいいよ、こんな奴」
少女の冷たい声が響いた。
望月昇は、ドアの閉まる音を聞いた。
「待ってくれ!」と、言いたいが猿ぐつわをはめられているので、声にならない。
望月昇は、何も抵抗が出来なかった。
そのまま、ドーベルマンに内臓まで喰らい尽くされてしまった。