各話あらすじと地図他資料

ここは各話のあらすじと地図のページです。
気になったものがありましたら、お読みいただけるととても嬉しいです。
公開予約を入れたところまでのあらすじを先行アップしています。

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だいたいの話が下記神津市の出来事です。


各話あらすじ
ーNL
○夏の日の君：一夏の恋2000字
俺は島の生まれだ。毎年夏に帰省した時に必ず長い坂を登って神社を訪れるのが恒例になっていた。そこには颯希(さつき)が待っているから。

○声の道をたどって：声が導く2000字
地元にいると時々どこどこへ行けという声が聞こえる。けれども従っても意味がないから無視していた。そうして久しぶりに同窓会で実家に戻った時、再び声が聞こえ始めた。

○冷たい人：告白できない8000字
幼なじみの梨穂子(りほこ)が好きだ。ずっと好きなんだ。けれども告白なんて出来なかった。そうしていると梨穂子から鈴原(すずはら)に告白されたと言われた。俺は何と返事すればよかったのだろう。

○紅い袋と黒い箱：探し続ける8000字
暑い国に降り立った。俺の婚約者はこの国で行方を絶った。あるともいえない僅かな手がかりを求めてさまよい歩くのはもう何回目なのだろう。次第に沙里を探し続けることだけが俺と沙里(さり)とのつながりになっていた。

○ヴァレンタイン・オブ・ザ・テラー：女性が怖い2000字
僕にとってヴァレンタイン・デーは恐怖でしかない。僕はイケメンで、しかも人の考えていることがわかる。この時期になると女子の頭がピンクすぎて怖い。

○スクリーミンスクリーム：アイスが繋ぐ2500字
２人きりの深夜、タジローはコンビニで６本入のアイスを買った。食べきれないのに。それで１本食べたら何か話をしろという。百物語みたい。

○Heri nocte（エイリノクテ）：謎を辿る5500字
朝起きたら行きずりの女の姿は既になかった。名残惜しく思っていると、ドアノブにメッセージを見つける。約束通り、私を見つけて。

○雨とスイーツ：甘味に溢れる4000字
目の前にはめためたに甘いロシアンスイーツが並んでいる。男女ペアでないと入れないロシアンスイーツのバイキングだから最終日の今日がラストチャンスだった。けれども目の前の彼女は普通のスイーツばかりを選んでいた。
●pixiv編集部におすすめしてもらった。

○10000km/0s：距離を超える3000字
俺の彼女はニュージーランドに住んでいる。こっちは既に冬が始まり雪がちらつき、画面の向こうでは夏のはじめで花火が打ち上げられていた。１万キロも離れていても、俺と彼女は繋がっている。

○思い、出戻り、恋の行方。：繰り返す恋の2000字
私は恋多き魔女。今の彼氏にどうにも我慢ができなくなった。だからきっぱりスッキリ別れて新しい恋にダイヴするのだ！
●エブリスタの妄想コンテスト「○○前夜」で佳作もらった。

○がたんとごとんと繋がる毎日：地下鉄で出会う2000字
今日は記念日なんだ。だから電車を乗り継いで出かける。そういえば僕と彼女が初めて会ったのも地下鉄の駅だった。東京メトロで出会う恋。

○夜を越えて：失った先の6000字
私は突然彼氏に振られてトボトボ当て所なく歩いていたところで出会ったのが優太(ゆうた)だった。それでなんとなく付き合い始めたけれど、私はなんだか不安定で、その妙な距離感は優太の趣味のドライブでは埋めかねていた。

○夕立と東の魔女：夕方のめぐり合わせ５０００字
夕立に飛び込んだショッピングセンターの入り口で見かけた占い屋。普段は占いなんてしたことがなかった。でも俺は少し迷っていたんだ。

○ミルクコーヒーの朝：気怠い朝の１５００字
目を覚ますして１人の朝と思い出す。少し前の記憶と布団につつまれて、もう少しだけ惰眠を貪りたい。

ーBL
○ 冷たい人：告白できない10000字
幼なじみの颯人(はやと)が好きだ。ずっと好きなんだ。けれども告白なんて出来なかった。そうしていると颯人から鈴原(すずはら)に告白されたと言われた。俺は何と返事すればよかったのだろう。

○心臓に甘い棘：後ろ暗い8000字
花屋を装いそのバーに足を向ける。けれどもこのバーに来るのはこれで最後だ。もうきちゃいけない。なぜならこいつは。

ーカフェ・アイリスシリーズ
○カフェ・アイリス：いけじじ萌えの4000字
カフェ・アイリスのマスターの笹川(ささがわ)は昭和から抜け出してきたような完璧なマスター。まさに私の推しなのだ。見ているだけで幸せに浸れる。ぐふふ。

シリーズ説明
ーカフェ・アイリスシリーズ
マスターの笹川(ささがわ)推しの主人公が笹川に萌え狂うシリーズです。