二章 3
文字数 399文字
「徳田は五○代の割にパソコンが得意だったみたいだな。関係を持った生徒をエクセルでリストにしたり、何月何日に誰と会ったってことまで入力してある。七月一九日、昨日の日付もあるな。土橋って奴の後に会っていた生徒だろう。名前は相田真紀」
東雲は顔写真入りのそのデータをプリントアウトして明に渡した。
「それ以外はエロサイトからダウンロードした画像と講義の資料しかなかった」
「うわ!二○人以上いるじゃん。時間かかりそう」
「現在在学中の生徒は四人だ。そこから攻めてみたらどうだ?」
「そうだね。じゃあ奈々、その四人お願い」
「え?いいの?あたしが手伝っても」
「バイトが忙しくなければね」
そう言って明はウインクした。
「うん!大丈夫。あたしがんばる!」
「和さんは徳田の元奥さんをあたってくれる?」
「やっぱりそこ臭うか?」
「うん」
明はすでに顎に手を当てていた。
東雲は顔写真入りのそのデータをプリントアウトして明に渡した。
「それ以外はエロサイトからダウンロードした画像と講義の資料しかなかった」
「うわ!二○人以上いるじゃん。時間かかりそう」
「現在在学中の生徒は四人だ。そこから攻めてみたらどうだ?」
「そうだね。じゃあ奈々、その四人お願い」
「え?いいの?あたしが手伝っても」
「バイトが忙しくなければね」
そう言って明はウインクした。
「うん!大丈夫。あたしがんばる!」
「和さんは徳田の元奥さんをあたってくれる?」
「やっぱりそこ臭うか?」
「うん」
明はすでに顎に手を当てていた。