『赤いバラの花の女神 マリア』との関係
文字数 513文字
そこへ導光の部屋を出た『マリア』がやって
来た。
そして、モニター画面に映ったくどい
『白いバラの花の
見た
玄関のドアを通り抜けて、外へ出て行ってし
まった。
「あれっ?」
不思議に思った『輝羽』は、玄関のドアを
開け、外に出た。
「あらっ?
『ローマ』じゃない。
いったいここまで何をしに来たのよ?」
「やあ。。。これは、これは。。。
久しぶりだね。『マリア』。
こうして逢うのは五百年ぶりかな?
ある《神》の
お持ちしたのさ。」
実は『白いバラの花の
『マリア』の
五百年前に結婚するはずであったが、
『マリア』が『アレン』に夢中になってしま
い、結婚が先延ばしになってしまったのだ。
『アレン』が『ニーナ』と幸せになるまで
という条件で、渋々結婚延期を承諾したもの
の、訳が分からずさらに結婚を引き延ばさ
れ、結局五百年も待たされる羽目になってし
まったのである。
「お届け物?
いったい何を届けに来たって言うの?」
「それは君には言えないよ。
受取人は、あくまでもこの家の
昇龍 導光さまだからね。」
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