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文字数 228文字
知っているとしても
知らなかったとしても
誰かに寄り添うのは
あなたの隣にいたいから
余裕がある時も
余裕がない時も
誰かに寄り添うのは
あなたの隣にいたいから
不安は夜の帷を早く深く下ろして
たくさんの想いをが交差する
浮かんで沈んで彷徨う心の扉に
鍵をかけないで
気まぐれにノックしても
僕は空っぽの器抱えて
いつでもここで両手を広げて
凍えた朝を迎える頃
眠りにつくあなたの隣で
相応しい言葉を選んで
寝顔を眺めながらまた
誰かの元へと向かうけど
またいつか気づいたら
あなたの隣にいたいから