第6話 2021/06/04

文字数 856文字

何か夢を見ていた。
内容は少しだけ思い出せる。
イタリア対日本、青対白で戦っていた、何のスポーツかは分からない。
断崖絶壁の観客席があった、自分は何かから逃げていた。
2時や3時に目が覚めてしまう。
無理矢理寝ると決まって悪夢を見る。
夢が怖いわけでは無いが意味が分からないので気持ち悪くなる。
今日の夢も何かから逃げていた、逃げていることが多い。
夢の中で逃げるときはいつも身体が重くて思うように動けない。
8時から9時の間に朝ご飯を食べて眠たくなったので12時まで寝ていた。
夜中以外に眠るのが思いの外、気持ちが良いので困っている。
毎日同じようなことばかり書いている、他に出来事が特に無い。
お昼ご飯は祖母の家で食べた。
豚肉の生姜焼きが美味しかった、あとじゃがいもも美味しい。
毎日サラダを作ってくれる、バランスも良く美味しく、ありがたい。
明日は久し振りに友人に会うので、ネイルをした。
セルフジェルネイルをすれば1週間くらい保つ。
最近では貼るだけのネイルもあるので簡単に爪のおしゃれが出来る。
うつ病になって半年以上経つ。
どん底は抜けたかも知れないがまだまだ治っていない。
ずっと自分がうつ病なのか疑っていた。
でも新しい病院のカウンセラーさんと話して変わった。
自分はうつ病なのだ、と思うようになった。
うつ病は治すより受け入れると言った方が正確だ。
まだまだ受け入れるには時間がかかる。
しかし、実質は傷病手当が出る期間も終了が迫っている。
実家に引っ越したとは言え、期間内にある程度にしなければと考えている。
家族に迷惑をかけたくない、それでも甘えてしまっている。
これからは自分が支える立場になるはずだったのに。
やりたいことが何も出来てない人生でこれから何が出来るのだろう。
周りの人は、若いから何にでもなれるよ、とよく言ってくる。
それはあなたの場合であって、全員がそうなる訳では無いと思っていた。
自分はずっと、自分になりたくて生きてきた。
何者かでは無い、自分になりたかった。
人生の睡眠負債を返している。
返しきったら何か出来るようになるだろうか。
ワンクリックで応援できます。
(ログインが必要です)

登場人物紹介

登場人物はありません

ビューワー設定

文字サイズ
  • 特大
背景色
  • 生成り
  • 水色
フォント
  • 明朝
  • ゴシック
組み方向
  • 横組み
  • 縦組み