【2000文字ホラー】2作品『水辺にて……君と出会う』『人喰いスズメ』完成座談会
文字数 1,430文字
作「ふぅ……ただいま、今日も熱く、ハードな戦国時代だった」
黒「今日は、どこへ行っていたんですか?」
作「ちょっと『第二桶狭間』で合戦をな」
奈「第二って、どこかのイベント会場じゃあるまいし」
作「ゴチャゴチャ言っていないで、さっさと座談会はじめろ……肉味噌と湯漬け食って、次の合戦に出陣せにゃならんからな……令和の時代にあっても心は常に、乱世の戦国時代」
奈「はいはい、今回は 【2000文字ホラー】コンテストの挑戦作品ですね」
作「うむっ、頭の中にストックされていたホラー系から、みつくろったニ作品をな。ハリガネムシとスズメで」
奈「ガチャレバー大丈夫みたいですね」
作「ん?なんのコトだ?」
作「『人喰いスズメ』は、ノベルデイズの近況報告の中で「スズメが怖い」と呟いた方がいまして……その方の書き込みから発展した作品です、なかなか良い作品になりました……ありがとうございました」
作「2000文字の作品を一戸建てみたいに独立分けにするか、賃貸マンションみたいに2000文字づつの作品集の形にするか?少し悩んだが……募集規定を読むと一人なん作でも応募可能で
【1作品につき2000文字以内で、章を分けての構成も可能ですが、合計で2000字以内に収まるように】とのコトなので、1作品2000文字以内なら、賃貸マンション型にまとめた方が管理しやすいかな?と……これって規定違反はしていないよな?」
作者は2000文字くらいの短い作品を、個別分けして増やすのは嫌い。
奈「なんか作者、ブツブツ独り言言っている?」
作「前にも話したが、作者はホラーとか恐怖物の映像は大嫌いな人間だからな……今回、ホラー物書くために、書く方が恐怖を感じすぎていたら書き進めないから……心止めた」
奈「心を止めた?」
作「おかげで、自分で書いたモノ、再読してもまったく恐怖感がなかった……あまり怖くは無い小説を、書いてしまったかも知れん」
奈「十分、不気味でホラーしていると思いますけれど」
作「これじゃダメだ、例えば【川で水遊びをしていて、川の深みにこちらを見ている顔が水中にあった】とか」
黒「高性能なラ⚫ドールの処分に困った男が、⚫ブドールをバラバラにして川に放棄した頭が、水の中から見ていただけでは?最新ラ⚫ドールは、これ人間じゃないか?と思うほど精密ですからね(精密でビックリするほど人間な、美ラブド⚫ルを見たい人は検索)」
作「…………【スタジオの放送中に花の後ろに、いるはずのない人間が映っていた】とか」
黒「それは、片付け忘れたら、写真パネルですね……よく心霊現象とかって話題になりますけれど」
作「【ヌードモデルが野外で写真撮影をしたら、裸体の股間や胸を隠すようにモデル本人じゃない手が……はっきりと写って隠していた】」
黒「あ、それは後から加工したニセ心霊写真か……本物のエロ幽霊ですね」
作「黒いのおまえ、いちいち突っかかるな……真っ二つに、圧し斬るぞ……とにかく、
今回心を止めてホラー書いてみたが。自分には心を止めてホラー書き続けは。精神衛生的に無理だと気づかされた。より怖い作品を求めるから、心が危ない状態になる」
奈「コンテストホラーの次は何を書くんですか?」
作「そうだな、気分変えたいから。銀牙無法旋律にプチな2エピソードでも書くか」
【2000文字ホラー】2作品『水辺にて……君と出会う』『人喰いスズメ』完成座談会 ~おわり~