梅雨どき
文字数 229文字
木々の緑抜け
風渡っていく
雨 リアルな一コマ
どこへいくと呟いた
昨日からの一コマ
明日への一コマ
ヒストリーのなかへ
ガラガラポン、ガラガラポンと
混沌から秩序生まれるように
カエル鳴き忘れの晴四日のあと
代掻き(しろかき)の田んぼ
カエルの寝床を作っていく
アジサイに雨もしとど
雲抜けるようにやさしく
雨の日は涼しい目をした女性
赤い傘のうち
あれはいつか見た風景
雨の日は探し物をする女の子
白い長靴のうえ、背負った黄色い傘
これもいつか見た風景
昨日見る、リアルな、明日見た佇まい
風渡っていく
雨 リアルな一コマ
どこへいくと呟いた
昨日からの一コマ
明日への一コマ
ヒストリーのなかへ
ガラガラポン、ガラガラポンと
混沌から秩序生まれるように
カエル鳴き忘れの晴四日のあと
代掻き(しろかき)の田んぼ
カエルの寝床を作っていく
アジサイに雨もしとど
雲抜けるようにやさしく
雨の日は涼しい目をした女性
赤い傘のうち
あれはいつか見た風景
雨の日は探し物をする女の子
白い長靴のうえ、背負った黄色い傘
これもいつか見た風景
昨日見る、リアルな、明日見た佇まい