第211話 あやふやな記憶
文字数 1,790文字
タイコーは出窓に跳び乗ると、僕を
タイコーの顔つきに、みるみる怒りのオーラが
感動でボクの目に涙が
二人のまなざしがボクの体に集中する。
お医者さんはボクの顔をじっくりと観察し、
お医者さんは僕の顔から手を離し、急いだ様子で部屋を出ていった。
ボクが話しはじめた矢先のことだった。
部屋を出ていたお医者さんが急ぎ足で戻ってきた。
ボクがこの病院に来ていた――!?
どどど、どうしよう!?
頭の中には、あやふやな記憶しかない……!
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