20xx-xx-xx

文字数 385文字

 ねえ、君は運命って信じる?

 ん?運命ねえ...悪いが俺はそういうオカルトチックなのは信じない質なんだ。

 ふん、つまんないの。私は信じるよ。君とこうして巡り逢えたのはきっと神様のおかげだって。

 神様ねえ、ま、お前と巡り逢えたのは事実だし、信じてみてもいいかな。

 実は前世でも私たちこうして巡り逢えてたりしてね。

 いや、いくら何でも流石にそれはないだろ。そもそも前世なんてものが実在するかどうか…

 も~、またそういう事言う~。

 悪かったって...でもま、もしそうだったら、どれほどの奇跡だろうな?それこそ神様とやらが仕向けたとしか思えない...それはそうとさっきから何聴いてるんだ?

 ポルノグラフィティの"Century Lovers"って曲。ノストラダムスの大予言について歌った曲なんだって。

 てことは俺らが生まれた頃ぐらいに作られた曲か。今度聴かせてくれよ。

―fin―
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