第4話
文字数 691文字
❤︎ーSIDE 花美ー❤︎
噛まれたところが
熱い
佐々くんの唇が、
ゆっくりと首筋を伝いながら、
私の耳を侵す
夏の制服の上から、
佐々くんの大きな手で胸を触られると
ビクンッ‼︎‼︎
カラダが跳ね上がった
自分のカラダじゃないみたい
甘ったるい声
ブラウスの裾から
佐々くんの手が入り込む
……と
グイ!!
そのまま制服をめくり上げられて
素肌がさらされる
首筋に舌を這わせながら
荒々しく肌に直接伝わってくる体温
ゾクンッ…‼︎
その甘い声に
全身が粟立つ
ドンッッ‼︎‼︎
瞬間
私は佐々くんを
思いっきり突き飛ばしてた
バランスを大きく崩した佐々くんが
ベッドの端で、ゆっくりと天を仰ぎながら
そのまま、仰向けの状態で…
ドサッ‼︎
全身から血の気が引く