第60話 『創世記(成期)概要 (1) 』

文字数 562文字

 (中三、とノートの表紙に書いてある☆) 


   女神の目覚め

 まず溶岩が流れ熱を持った蒸気が吹きつける中で女神が目覚めた。しかし女神は自分が何者で何のために目覚めたのかを忘れ、地が冷え、いくどかの大変動のあと冷たい荒野に大森林が育つまで思い出すことができなかった。
 やがて初めての朝日の中でマリアンはリーシェンソルトの呼びかけを聞き、自分が民を造り国を整えるために目覚めたことを思い出した。

 
   目覚めの森

 女神の目覚めを祝福しに何人かの聖霊があらわれた。
 そのうち春風の精が女神の「国造りを始めるにあたって何をしたらよいでしょう?」との問いに答えて森の木々たちを目覚めさせて彼らと相談することをすすめた。
(この時の会話が地上で最初に交された言葉であり、後に人間たちによって魔術語(マリカルロック)と名づけられた。)
 女神の呼びかけに答えて起き出した森の木々たちのうち何本かが《歩く》力を所望したので女神は願いをかなえた。
 彼らが《森人》たちの始祖であり、この森を《目覚めの森》と呼ぶ。
 木々たちは女神が国造りを始めるのによい土地を教え、木という木全てが女神の味方となることを約束した。



(※《森人》さんが「起き出す」様子が描いてあります……。
  ……まんま『ナルニア』の、パクリなんじゃんねぇ……☆ )

  (^◇^;)”
 
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