第205話 苦を楽しむ
文字数 510文字
決して「感謝しろ」なんて命令口調にはしないしあなたが苦しんでるその姿を因果応報だなんて責めたりもしない。
だってよく考えてみて?
あなたがもしも会社の上司だったとして、とても困難なビジネス環境の中で苦労は多いけれどもお金にならない難しい仕事があったとするよね。
あなたはその仕事を誰に頼む?
頼みづらい仕事を頼む時、一体誰に頼む?
そうだよね。
おとなしくて文句を言わない人に頼むんじゃないかな。
もっと露骨な言い方をしたら辛い目に遭ってもそれをいちいち気にせずにやり切ってくれる人にたのむんじゃないかな。
得にならない仕事。
自分にはメリットもなにもない仕事。
むしろその仕事に関わることによって他の楽で目立ってお金もいい仕事をどんどん人に取られていって、更に出世すら逃してしまうひと。
そういう人でないと神様の御用はできないんじゃないかな。
神様へまことの心で奉仕する人ってできあがらないんじゃないかな。
神様がなにか頼まれるときは、これぞと思った『そういうひと』に対して、
済まぬのう…
損させるのう…
けれども今に観てござれ
も少しの辛抱じゃ
必ずや待った分だけ大輪の
抱えきれぬぐらいの花を持たせてやるゆえに
だってよく考えてみて?
あなたがもしも会社の上司だったとして、とても困難なビジネス環境の中で苦労は多いけれどもお金にならない難しい仕事があったとするよね。
あなたはその仕事を誰に頼む?
頼みづらい仕事を頼む時、一体誰に頼む?
そうだよね。
おとなしくて文句を言わない人に頼むんじゃないかな。
もっと露骨な言い方をしたら辛い目に遭ってもそれをいちいち気にせずにやり切ってくれる人にたのむんじゃないかな。
得にならない仕事。
自分にはメリットもなにもない仕事。
むしろその仕事に関わることによって他の楽で目立ってお金もいい仕事をどんどん人に取られていって、更に出世すら逃してしまうひと。
そういう人でないと神様の御用はできないんじゃないかな。
神様へまことの心で奉仕する人ってできあがらないんじゃないかな。
神様がなにか頼まれるときは、これぞと思った『そういうひと』に対して、
済まぬのう…
損させるのう…
けれども今に観てござれ
も少しの辛抱じゃ
必ずや待った分だけ大輪の
抱えきれぬぐらいの花を持たせてやるゆえに