第3話
文字数 258文字
拓人が振り向くと、ドアの前に全身緑色の大男が立っていました。男の体はプロレスラーのように筋骨隆々で、顔が無く、顔のある場所に巨大な葉っぱが乗っていました。
「うわあああああ!」
拓人は驚きのあまり、持っていたサクラドロップスの缶を床に落としてしまいました。
飴がそこらじゅうに散らばりました。
「私は、ハッカ太郎だ。なぜ、お前は私を差別する?」
口が無いのに、巨大な葉っぱが喋っています。
喋るたびに、彼の立っている方角から、強烈なハッカのにおいが漂ってきます。
「ハッカ太郎? 葉っぱのお化けじゃないか」
「うわあああああ!」
拓人は驚きのあまり、持っていたサクラドロップスの缶を床に落としてしまいました。
飴がそこらじゅうに散らばりました。
「私は、ハッカ太郎だ。なぜ、お前は私を差別する?」
口が無いのに、巨大な葉っぱが喋っています。
喋るたびに、彼の立っている方角から、強烈なハッカのにおいが漂ってきます。
「ハッカ太郎? 葉っぱのお化けじゃないか」
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