デス・フロア

文字数 834文字

今回紹介するのは、イタリアのゾンビ映画「デス・フロア」。TSUTAYAでは新作になっている、最近の映画ね
ゾンビと言えば、アニメでは「ゾンビランドサガ」が流行ったな
ゾンビ×アイドルという異例の組み合わせながら、どちらの要素もしっかりと描き、ゾンビ×アイドルだからこそ描けるキャラクターたちにも踏み込んだ作品だったわね
ああいうのを見ると、これからの作品はわかりやすい題材でありながら、着眼点が面白く、この作品ならではの要素が大事なんだと考えさせられるな
「デス・フロア」も、ある意味ではわかりやすさと発想で勝負しているわ。

もっとも、こっちは完全にB級映画なので、いろいろと惜しい部分もあるのだけれど

「デス・フロア」というからには、屋内が舞台なのか?
舞台はエレベーター
エレベーター?
主人公の男は、社内のエレベーターに閉じ込められるの。仕事が詰まっているので、イライラしながら管理会社に電話するも、途中で応答しなくなり……。そうこうしているうちに、街中でゾンビが発生して……
ま、まさか……主人公はずっとエレベーターの中なのか?
そう。無理やりドアを開けようとするも、少ししか開かないの。

ドアの隙間から社内の異変を知ったり、電話の相手が襲われたり、スマホでニュースを観て外の様子を調べたり……

エレベーターの外では様々なことが起こるのだけれど、主人公はそれを電話やスマホの画面、ドアの隙間から知るだけ。時々ゾンビが襲ってくるけれど、ドアを開けられず中には入れない
閉じ込められる系+ゾンビ……か
エレベーターの中は安全だけれど、大切な人のピンチに駆けつけることもできず……。

次々と自分の周りの人間が死んでいく中、脱出不能のエレベーターの中で精神的にまいっていく主人公

ここがおもしろポイントなのだけれど、エレベーターの中の描写しかしないので、序盤がピーク感もある映画よ
素材は面白そうなのに、ちょっと残念なんだな
ちょっと変わったゾンビ映画が観たい時に、軽い気持ちで楽しむぶんにはアリな映画よ

ワンクリックで応援できます。
(ログインが必要です)
※これは自由参加コラボです。誰でも書き込むことができます。

※コラボに参加するためにはログインが必要です。ログイン後にセリフを投稿できます。

登場人物紹介

ミユ


スイーツが大好きな女子高生。

好きな映画は「ペイ・フォワード 可能の王国」「ズートピア」「パディントン」。

マオ


ツッコミとボケの二刀流。だけど案外常識人な女子高生。

好きな映画は「ショウタイム」「トランスポーター」「アベンジャーズシリーズ」。

星崎梓


おバカ。

好きな映画は「レディ・プレイヤー1」「主人公は僕だった」「バック・トゥ・ザ・フューチャー」。

星崎ゆうな


梓の妹。好きな映画は……?

ビューワー設定

背景色
  • 生成り
  • 水色