第21話
文字数 266文字
「あらー! そうなんだ。じゃあオバチャン応援しちゃうよ」
にっこり笑ってまりあがそういうと、ナナはほんのり顔を赤くしたまま、まりあを見た。
「ありがとうございます! でも板野さんはぜんぜんオバチャンじゃないですから。そこんとこ無自覚なの困ります」
この時ナナの語尾は伸びなかった。その真面目な感じに気圧されるように、まりあも神妙な顔をして頷く。
「あ、ありがと」
なにが無自覚なのかまりあはイマイチよくわからなかったので、とりあえずオバチャンではないと言い切ってくれたお礼だけいうと、ナナはいつも通りの人懐っこい笑顔でニコリと微笑んだ。
にっこり笑ってまりあがそういうと、ナナはほんのり顔を赤くしたまま、まりあを見た。
「ありがとうございます! でも板野さんはぜんぜんオバチャンじゃないですから。そこんとこ無自覚なの困ります」
この時ナナの語尾は伸びなかった。その真面目な感じに気圧されるように、まりあも神妙な顔をして頷く。
「あ、ありがと」
なにが無自覚なのかまりあはイマイチよくわからなかったので、とりあえずオバチャンではないと言い切ってくれたお礼だけいうと、ナナはいつも通りの人懐っこい笑顔でニコリと微笑んだ。