第1話 (第一部) プロローグ 『夏の陽ざし』
文字数 197文字
窓の外には、光に映える緑が横溢している。
そんな真夏の風景からは、冬の間、辺り一面真っ白な雪に覆われた光景など想像もつかない。
ゆったりとしたソファに身を任せ、ぼんやりと窓枠が縁取る自然の風景画を眺める・・。
しばらく前から、時折、脳裏に浮かんでくるイメージの断片・・。
雪景色・・一軒のコテッジ・・。
(・・以前見た・・映画かなんかの・・場面・・?・・それとも、ほんとに・・見た景色・・?)
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