異界迷宮
文字数 2,274文字
月読波奈が崩落した地面の穴を見上げている。
確かにだんだん小さくなってるように見えた。
安倍晴明も少し感心していた。
安東要は存在感をアピールした。
いるのかいないのか分からなくなっていた神沢優もちょっとアピールしてきた。
(『パーフェクトレッドソルジャーキリオ』オタクっていうのは、一億分の一の確率で出現する特殊なDNAをもつ兵士で二刀流の使い手でチートな能力をもつゲームプレーヤーの戦闘スタイルを模倣したオタクたちです。今、映像で送られてきていますので、それを見てもらえればわかります)
単騎突撃してきたメイドロイドは式鬼≪
いつのまにか最前線では100体ものメイドロイドが湧きだしてきていたが、黒マントに赤い肩当てをつけた男たち10人ほどがロングソードの二刀流で撃退していた。
というようなドローンオタクのローアングル映像が安東要のスマホに送られてきていた。
波奈と神沢優も覗いていた。
晴明も納得の説得力であった。
非常に平凡だが。
ということで、新キャラメガネ君の戦略も加わり、何とかなりそうな雲行きの一行であった。
時に3月2日の夕刻頃の話である。
東日本大震災が起こるという晴明の予言の日まで、残りあと8日ぐらいであった。
アバウトだが。
(あとがき)
作者体力不足で2日爆睡しましたが、状況説明だけで終わってしまいました。
何とか完結までというか、タイムリミットがあるので、必ず終わるお話ですが、ペース的には、意外と10万字ぐらいの作品になりそうな予感がしてきました。