プロローグ こんなふうに進めてみようかな?(付『ル=グウィンの小説教室』目次)
文字数 1,447文字
こんなふうに進めてみようかなと思っています。
これは、英語の原題はSteering the Craftという本で、
craft(クラフト)には「船」と「技術」の両方の意味がかけてあって、
「あなたの船/技術の舵をとろうよ」
という感じです。
今年の夏に出た日本語訳の題が『文体の舵をとれ ル=グウィンの小説教室』となっていて、
「ル=グウィンの小説教室」というサブタイトル、わかりやすくていいな!と思ったので、
それをお借りすることにしました。
つまり、このコラボエッセイで『ル=グウィンの小説教室』と言っていたら、"Steering the Craft"という本のことです。
引用部分の日本語は、ヒツジが自分で訳したものです。
(まちがいがあったらヒツジの責任で、フィルムアート社のご本とは関係ありません(^^ゞ)
『ル=グウィンの小説教室』は、全部で10章あるので、1章ずつ、
☆まず、その章のポイントをまとめる。
★次に、その章についている練習問題をヒツジがやってみたりする。
この☆と★を交互にかさねていったらどうかなと。
第1章 あなたの文章はどんな響き?
第2章 たかが句読点、されど句読点
第3章 文の長短と組み合わせをマスターしよう
第4章 くりかえしを楽しもう
第5章 修飾語はひかえめに
第6章 動詞について:人称・時制って何?
第7章 これが視点だ! ~6つの型で学ぶ完全攻略法~
第8章 続・これが視点だ! ~視点人物を切り替える~
第9章 語りかた、いろいろ
第10章 ぎゅぎゅっと詰めたり、ぴょーんと跳んだり
(『ル=グウィンの小説教室』より)
ヒツジの印象としては、
第1章~第5章……初級
第6章~第8章……中級
第9章・第10章……上級
という感じを受けました。
つまり、
第1章~第5章……全読者さま必読、または「へへーんそんなの知ってるよ」編
第6章~第8章……この本を読むからにはここを読まないでどうする、または「なるほどそういうことか!」編
第9章・第10章……ここをものにできたらぐんとレベルアップ、または「なんか私めちゃくちゃ作家っぽくない?」編
という感じ^^
でも、ヒツジはなまけものなので、自分でその課題をぜんぶやってみるかどうかは、決めてません。
それに、ヒツジは先生ではないので、読者さまから課題の作文を募集して、それを採点したり添削したりは、ぜーったいにやりません。
ヒツジは弱虫なので、ふだんから、ノベデイのランキングも見ないようにしています。
他の人と比べても、悲しくなっちゃうだけだから。
そのかわり、自分の作品どうしを比べて、「この小説がこのエッセイよりたくさん読まれてほしいな。行けー!」なんて競争させて、タグをまめに貼りなおしたりしてます。(^^ゞ
『小説教室』と関係ない話になっちゃってすみません。
原書にも翻訳書にもありません。ごめんなさい。
でもきっと役に立つと思います。^^