ノコと電気少女

うっ、、、ん、、、今は朝かなぁ〜〜〜

あ、頭いたっ。。。

あれ、ここは病院？！

確か私がタイヲをかばって、硬いもので殴られたんだっけ。

タイヲ、私の手を握っててくれてたんだ。

でも、そのまま疲れて寝ちゃったか、、、

おはようございます。

ノコさん。

初めまして。

ボクは、電気少女の電キコと言います。

ボクが見えてますか？

あ、あなたは、どうして空中に浮いてるの？

幽霊とか、妖怪とか、宇宙人とか？？

幽霊みたく、悲しい、つらい、苦しい〜っていう負の気持ちはぼくらには、ないです。

人間の感情を電気信号として感じることことはできるんですが、、、

ぼくら電気少女は、全部、電気でできていて、タイヲのような特殊能力のある人間としかコミュニケーションができない。

今は、ノコさんとネタイヲの手が触れているから、一時的にだけど、ぼくらとコミュニケーションができているのだと思います。

ノコさん、初めまして。

ネタイヲさんが名前をつけてくれました。草葉菜子と申します。

こっちにいる電キコと同じ電気少女です。

私は、いつもノコさんの姿を見て、キレイな方だなぁと憧れておりました。

今日は、こうして、お会いできて嬉しいです！！

あの、、、いきなりで失礼なのですが、分かったら教えて欲しいんです。

私には、タイヲ君の気持ちが良く分からなくて、どうしたら幼なじみから恋人になれるんだろうって、、、

実は、ボク達もノコさんと仲良くしろって言ってるんです。

ネタイヲさん、間違いなくノコさんのことを思ってますよ！

でも、、、思ってるがゆえに遠くから見守ろうとしている？みたいな?？

これ以上は、ネタイヲさんも心を開いてくれなくて分かりません。