1.揺り篭

文字数 286文字

言葉を大切にしている詩がある


この詩はどこから生まれるのか

この詩の揺り篭は誰が作るのか


生まれる言葉は魂を具えている

素直な魂は言葉を素直に信じる


この素直さの正体はナンなのか

詩の素直さの正体はナンなのか


知ってか知らずか()にかく育つ

育ちながら素直さは脱げていく


学びながら身につくお洒落の心

生成(きな)りの色に換えてお洒落する


陽に、月に、地に、実に染まり

生成りの好さに気づいたりもし


哲学が伴わない言葉も言葉だが

哲学を魂とする所に芽ぶく詩心


こう導かれてきて思うのですが

どんな言葉にも温もり篭めたい


温もりがなければ詩にならない

詩心が浮かばなければ侘しい



(縄文の心の揺り篭を想う)

2021/09/19 09:13
ワンクリックで応援できます。
(ログインが必要です)

登場人物紹介

和仁の詩」の全権を任された和仁(わに)です。 和(やわらげる)で!


詩を詠むのは難しい。


それでもヒョイと出てきたりする…詩みたいなん。



みなさんに教わりながら運営してまいります。拝。

(クヮ)

阿父能 桧妹(おとのう ひめ)


わかんないことばかり、

おしえてね! よろしくお願いいたします。

ビューワー設定

背景色
  • 生成り
  • 水色