第36話 強心臓コスプレイヤー

文字数 140文字

「彼氏?」
 講義終わりに派手な女子に絡まれた。時間を確認した時、私のスマホの待ち受けを見たらしい。
「いたんだ、陰キャのくせに」
 顔見知りの分際でウザいことこの上ない。だから奴に向き直って黒いマスクを引き下げた。
「あたしだよ」
 アホ面の奴を押し退け講義室を出る。
 レイヤーなめんな。
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