キリエ・ユカワとアキヒメ・クドウ
文字数 1,785文字
そのまま気を失ったアキヒメを連れ、
キリエはふたりの話を目を
ミリフィエールは、
心配と困惑 が混 ざったような表情 で、眉 をハの字にするキリエへ、ミリフィエールは訊 きたくても訊 けなかったことを切りだしてみる。
たちまち、ぱああっと表情 をほころばさせるキリエの顔が、その『答え』となった。
『ヒイロ』をご存知なんですか……っ!? それ、私が初めて先生と組 んだ、彼女のデビュー作なんですよー! 異国 のかたにも浸透 しているとはっ。ねえアキヒメ先生っ、先生のご高名 はすっかり『わーるどわいど』になっていますよー!!
ミリフィエールとヨダカは目を
アキヒメといい、
キリエは、あははー、と眉 を下げて笑うと、蒲団 へ眠 るアキヒメに跪 いてその髪 をさらり、と梳 いた。
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